どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。
えー、来週はアリーナMCQが開催されるということで(日程間違ってるかも)、こんなご時世でもなんだかんだ大会は充実しているように感じます。便利な時代で何より。ですが、俺は今回のアリーナMCQ参加できません。というか、俺はいつもランクマッチでミシックランク1200位以内っていうハードルを超えない為、アリーナMCQの参加率が非常に低いんですよね。
原因は明確で、いっつもローグデッキや自分が苦手なタイプのデッキを試しまくるからランキングの維持ができないんです。ランキングが高いところいったタイミングでバチっと放置して月末まで維持できればいいんですが、そうもいかず。。。マジで調整用のサブアカウント作ろうかな、と考えてます。
どうなんだろ、この作戦実践している人いるのかなー、まあローグデッキとか苦手なデッキでも順位を簡単に維持できるくらい上手けりゃいいんでしょうが、俺くらいのレベルだとそうもいかんし、だからと言って月末ギリギリにランクマでガチデッキでランク上げしても魔境過ぎて辛いし、
(アリーナは仕様上、自分よりランクが高い人に勝つと順位が大きく上がり、低い人に勝つとランクがあまり上がらないのですが、ランクが決定する月末付近は一定のランクより高いランクの人が軒並み、プレイせず逃げ切りを選択する為、ランクが低い人同士での闘いになるので、ランクが上がりづらい上、下がりやすいという魔境です。ちなみに個人的な体感だと25日以降のランク上げは月中くらいの時期と比較すると3〜5倍難しいです。)
でも、俺だってMCQ出たいもん。。。
閑話休題。とにかく今週も変動するスタンのデッキをウォッチしていきましょう。
今週のデッキはこちら。
バントランプです。
このデッキを選択する利点
非常に器用なデッキですよね。その上、ランプって表記をされてる割には、ミッドレンジ然としていてパワフル。バントカラーですが、《時を解す者、テフェリー》と《エルズペス、死に打ち勝つ》のおかげでかなり盤面に触れるので、オールラウンドなデッキです。
パワフルなカードを使い、ミドルレンジからロングレンジの勝負では盤面を掌握し、ドローを重ねる展開になるので、これまた中毒性がある楽しいデッキです。最近は環境にバントが多く、ミラーマッチになるケースが増えたので、少しだけミラーを意識した構成が良いような気がします。
カード選択について
《ハイドロイド混成体》
最近はあまり姿を見なくなったカードですが、《創案の火》と《裏切りの工作員》が退場したおかげで、また活躍する機会が増えました。流石にファイヤーズ側が5t目くらいにゲームを決めに来ているのに、《ハイドロイド混成体》をX=4くらいでキャストしても焼け石に水ですからね。
今ではちゃんと長期戦になるマッチメイクも多いので非常に役に立つカードであり、非常にミラーマッチで活躍するカードでもあります。メインの除去である《時を解す者、テフェリー》《エルズペス、死に打ち勝つ》《霊気の疾風》その全部に強いですからね。しかもサイド後には相手が打ち消しを構えていそうなときに積極的に展開していけるカードとしても重宝します。
2枚のリストも多いですが、バントを睨むなら3枚以上の採用をオススメします。
《世界を揺るがす者、ニッサ》
こいつも《創案の火》と《裏切りの工作員》が退場したおかげで、また活躍する機会が増えましたね。結局ルーカファイヤーズ相手にこいつを出しても隙が大きくて、さらっと《裏切りの工作員》されるだけっすからね。こう考えると禁止のおかげで結構環境変わったな、って感じがしますね。
役割としては盤面を他のPWや《エルズペス、死に打ち勝つ》などで綺麗にしつつ、これでパコパコ殴る。一番速度の早いアタッカーですね。《自然の怒りのタイタン、ウーロ》《ハイドロイド混成体》も似たようにアドを取ったり、今度の自分の展開を有理にしながらクロックを刻めるのですが、こいつは設置後の展開の良さも抜群ですが、このデッキではどちらかというと、クロックを早く展開できるっていう役割の方が大きいです。
メイン・サイド含め、ここまでさらっとゲームエンドできるカードはないです。《ハイドロイド混成体》と相性が良いし、何より《世界を揺るがす者、ニッサ》は使ってて楽しい!
《伝承の収集者、タミヨウ》
《エルズペス、死に打ち勝つ》や《自然の怒りのタイタン、ウーロ》《ハイドロイド混成体》と相性が良いっすね。このデッキは単体で強いカードが多いから、こういうシナジー重視のカードも多少なら許されるので2枚くらいは許容範囲内で、この手のカードは許容範囲内の採用なら無類の強さです。
《霊気の疾風》
2マナ域のカードが少ないんで、必要悪として4枚採用でいいでしょう。これがないと勝てないマッチアップがありますし、サイド後はさらっとサイドアウトしやすくてシンプルで明快です。それに必要悪にしては範囲も広いし、非常に強いカードでもはやサイドカードかってレベルです。だってこのサイクルの他のカードはパーマネントじゃなくて、クリーチャーとかPWにしか打てないじゃん。なんでこれだけ対象範囲がパーマネントなの?ノンクリデッキである再生とかにも強いのはこれだけじゃん。このカード強いよ。イケ過ぎ。
ちょっとしたコツ・注意点
ゲームスピードは早めに
《空を放浪するもの、ヨーリオン》を採用した同型や、青白デッキがそれなりに環境に生息しており、そいつらは相棒の弱体化もあり、このデッキより少し展開が遅いです。やはり、なるべくならサクッと介錯する方が負け目を減らせるので、《世界を揺るがす者、ニッサ》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》《ハイドロイド混成体》あたりで早い段階からクロックで圧力をかけましょう。
それは対ジャンドサクリファイス戦や対荒野の再生デッキ戦にも言えることで、このデッキは盤面制圧が得意な構成を取っていますが、あくまでコントロールではなく、ミッドレンジだということを忘れないようにしましょう。
制圧しきってフィニッシャーで倒すというケース多々もありますが、それは本来コントロールデッキの戦略で、ミッドレンジデッキの戦略ではありません。
最後に
今回は少し以前の環境で流行った形のバントの紹介になりました。何枚かカードを禁止するだけ環境が変わってくれるのは個人的には嬉しいです。少数派かもしれませんが、こういう環境の変化が楽しくて、禁止カード制度は結構好きなんですよね。
ま!楽しみ方は人それぞれ。このデッキに興味が沸いた方は是非試してみてください。
それでは、ありがとうございました。またね。
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