【翻訳記事】レンと6番への順応

Legacy
Legacy 翻訳 NIMAME
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By Bob Huang  //  22 Aug, 2019 原文はこちら

最近、レガシーにはいくつかの大きな変化が訪れました。灯争大戦で登場した《大いなる創造主、カーン》と《覆いを割く者、ナーセット》は、どちらも直ぐに主力級のカードとして定着しました。彼らが姿を現した後、エルドラージポスト奇跡がメタゲームの上位に存在していたことを皆さんも覚えているでしょう。そしてその後、《戦慄衆の秘儀術士》がUR/xデルバーをTier1へと押し上げました。《戦慄衆の秘儀術士》/《秘密を掘り下げる者》/《稲妻》はプレインズウォーカー戦略に対して非常に優たカードであり、《不毛の大地》はエルドラージポストの脅威を取り払うのに優秀な働きを見せました。こうしてメタゲームは良いバランスへと戻り始めましたが、モダンホライゾンの発売によって《疫病を仕組むもの》と《レンと6番》が環境に姿を現したことによって状況は変わっていきます。私はこれらのカードが運営の設計ミスであり、一方的な矯正効果はゲームの質を下げ、対戦をつまらないものにしてしまうと考えています。

レンと6番がレガシーに与えた影響

《レンと6番》は一見すると矯正効果を持ったカードのようには見えませんが、実際はそれに近い働きをします。2マナという軽さでゲームの序盤から効率的に機能を始め、彼をスマートに対処するのは容易ではありません。場に出ると直ぐに土地を回収することが出来るため、その後《水流波》で対処されたとしても既にアドバンテージを獲得しています。また、《譲土からの生命》/《世界のるつぼ》のように、《不毛の大地》を回収することで毎ターン通常ドローを進めながらも相手のマナ基盤にロックをかけることが出来ます。最後にもう一つ、x/1のクリーチャーたちには、正に悪夢のような絶望を与えます。これらの点から《レンと6番》は実質的な矯正効果を持っており、x/1のクリーチャーや《不毛の大地》に脆弱なデッキを環境から追い出してしまいます。

Wrenn and Six

最近のレガシーのトレンドは、上記のカード達を組み合わせたいくつかの異なるデッキをプレイすることです。4-Color Delver・Temur Delver・4-Color Control がその代表例ですね。それでは、それぞれについて説明していきましょう。

4-Color Delver
Kentaro Hokori

4-Color Delver は、≪レンと6番≫、≪目くらまし≫、≪秘密を掘り下げる者≫が共存をしているなんとも奇妙なデッキです。プレイヤーによっては、ここに追加の脅威として≪永遠衆の秘儀術士≫を採用している場合もあります。このデッキは、≪目くらまし≫によるバックアップをしながら序盤から大きな脅威を展開していくことが出来ます。そして、この着想は次のステップへと進み、黒を足すことによって最高の除去呪文/サイドボードカードを利用できるようになりました。しかし、マナベースは非常に不安定な構成をしているため、黒の呪文を安定して唱えることは容易ではありません。

Temur Delver

強力な黒の呪文を諦めた代わりに、 Temur Delver4-Color Delverよりも優秀なマナベースを有しています。 Temur Delver の構築にはいくつか異なったタイプがありますが、多くのプレーヤーが ≪永遠衆の秘儀術士≫をプレイすることを選択しているため、≪敏捷なマングース≫と≪もみ消し≫はほとんど必要とされていません。3色と4色といった違いはありますが、このデッキの全体としての戦略は 4-Color Delver とさほど変わりません。3枚目以降の土地は途端に価値を下げるため、≪レンと6番≫によって回収した土地は≪渦巻く知識≫によってより有用なカードへと変貌させることが重要です。

4-Color Control

4-Color Controlにもいくつかの形がありますが、大きく分類すると≪アーカムの天測儀≫を使っている物と使っていない物の二種類に分けることが出来ます。いずれにせよ、どちらのデッキも≪精神を刻む者、ジェイス≫、≪コラガンの命令≫といった高コストのカードを採用することで≪レンと6番≫の土地を伸ばす利点をより有効に活用しています。

これらのデッキはレガシーの“強欲さ”と“青のグッドスタッフ”が絡んだ末の縮図であり、デス&タックスエルフといったデッキは≪レンと6番≫と≪疫病を仕組むもの≫に対して非常に相性が悪いため、環境から姿を消さざるを得なくなっています。

しかしながら、レガシーというフォーマットは簡単には崩壊への道を辿りません。第三者の存在によって、直ぐにこの状況へと順応することに成功したのです。“青いレンと6番デッキ”は過剰に評価をされていますが、どれもが決して飛びぬけた成績を残しているわけではなく、環境はそれらに完全に対応しているように見受けられます。

それでは、レガシーで勝利を収めているデッキの最新のメタゲーム状況を見てみましょう。以下のデータは、MTGOチャレンジ/MCQ/8ラウンド以上で開催されたリアルのトーナメントを基に集計されており、基本セット2020のリリース以降、最も多くの結果を残しているデッキを示しています。

4-Color Control は過剰に評価を受けているにも関わらず、その結果は飛び抜けたものというわけではありません。通例として、ジェイスを用いたデッキが“ベストデッキ”と評価されると多くのプレーヤーが興味を示すので、それがメタゲームの中心となります。しかし、今回は直ぐに第三者のデッキが台頭したことでその流れに対応しました。そう、≪レンと6番≫を無視することが出来る“非青のデッキ”がトップに昇り詰めていったのです。

まずは、リストに掲載されている2つの≪虚空の杯≫デッキ:ムーンストンピイ白単ボンバーマンです。このどちらも、≪不毛の大地≫と≪レンと6番≫の影響をほとんど受けません。ゲームの最序盤から強力な動きをすることを目的とし、早期にゲームの主導権を握ってしまうデッキだからです。ゲームは最初の数ターンで実質的な終焉を迎えるため、≪レンと6番≫が時間をかけてアドバンテージを得るということがほとんど意味を成しません。

次に、コンボデッキが良い結果を残しているのが見て取れます。≪虚空の杯≫デッキと同様に、コンボデッキは≪レンと6番≫のことを意に介しません。コンボデッキは元来、≪秘密を掘り下げる者≫が憎き天敵となっていました。しかし、≪暗黒の深部≫、≪蘇る死滅都市、ホガーク≫を交えたコンボデッキがこの宿敵を葬り、好成績を多く納めています。

また、最近になって青白ストーンブレードデス&タックスが復活を果たしました。

ストーンブレードは、ムーンストンピーデルバーといったトップメタに上ったデッキに対して非常に優れた相性を誇っており、MCQと最新のMTGO Legacyチャレンジの両方で勝利を手にしました。ただし、ストーンブレードは 4-Color Controlに対してはあまり良い選択ではありません。

レガシーのメタゲームは激しい流動性を見せており、目下のGPに向けても目まぐるしい変化を遂げています。ここから先、メタゲームがどのように変化を見せていくのか非常に興味深く、楽しみなものです。

私の意見としては、今は≪レンと6番≫やそれに弱いデッキを選択しないことがお勧めです。

ヴィンテージで発生している問題なのですが、環境の大多数を“青いデッキ”が占めるため、それに対峙するためメインボードから≪精神的つまづき≫/≪紅蓮波≫を採用せざるを得ません。そして、ワークショップ相手に酷い相性差となっています。

青いデッキと青いデッキのマッチアップは、多くの場合においてカードアドバンテージの差によって勝敗が決定されるため、その役割を果たす存在として≪レンと6番≫がこのフォーマットにおいて非常に重宝されています。そして、それによってレガシーでも上記(ヴィンテージ)と似たような問題が発生しています。デルバー、またはコントロールのミラーマッチを制するには、出来るだけ多くの≪レンと6番≫が必要ですが、“非青デッキ”の多くがこのような状況に順応しており、もはや≪レンと6番≫のことは気にも留めていません。

私から今アドバイスをするならば、この不毛なミラーマッチの競争から離れ、単体としても強力なデッキパワーを誇り、かつこれら“青いデッキ”に対して相性の良いデッキを選択することをお勧めします。具体的には、≪暗黒の深部≫コンボ、≪グリセルブランド≫デッキ、ムーンストンピー/ボンバーマンが現在のお勧めです。

ロンドンマリガンは、“非青デッキ”にとって非常に有効な働きを見せてくれています。今のところ、この新しいマリガンを十分に活用し、≪思案≫を使ったスローテンポの青いデッキを選択するよりも高速のマナエンジンを備えたデッキを選択するのが良案であると考えています。

An Aside on Dark Depths

Golgari Depths  Bob Huang

先週末のStarCityGames Legacy Classicでは幸運ながらも勝利を手にし、このデッキについての質問をいくつか受けることになりました。

Golgari Deapthは非常に強力かつアグレッシブな戦略を有しているため、現在のメタゲームで良い立ち位置にいると思います。≪エルフの開墾者≫の能力によって、封印から解き放たれた≪マリットレイジ≫はチャンプブロックすることも許しません(ありがとう、セジーリのステップ!)。

このデッキの今後の展望については非常に興味深いものではありますが、まずは様々なバリエーションの暗黒の深部デッキについても言及する価値があるでしょう。

≪暗黒の深部≫は、その名をデッキに冠するように眠りにつく怪物を解凍することが出来れば勝利を手にすることが出来ます。そのため、このコンボをデッキにMixすることがレガシーの最新のトレンド(meme:ミーム)となりました。

8月だけでも、大幅に異なる≪暗黒の深部≫デッキがいくつか見受けられます。それらのリストの一部を紹介しましょう。: Green Sun’s Zenith, Jund, BUG, Abzan, Turbo, Death and Taxes, G/W, Full Monte

≪エルフの開墾者≫を採用したエルフデッキの噂を聞いたこともあります(なんて荒廃した世界だ!)。9月を迎え、大規模なレガシーのイベントがどのような姿を見せてくれるのかすごく楽しみですね。GPアトランタで私のことを見かけたら、宜しくね!

(Translated by NIMAME)

レガシーが変化の緩やかなフォーマットなんていうのは今や昔…。

少し手をつけていないと、あっという間に置いていかれてしまうように変貌を遂げました。個人的には≪レンと6番≫は使用される側になるため、憎くて憎くて仕方ない一枚(大好きなデス&タックスと奇跡が窮地に)….。

もうすぐ新しいエキスパンションも登場し、フォーマットにどんな影響を与えてくれるのか。いまから非常に楽しみですね!

それでは、皆様また次の記事でお会いしましょう! 

Enjoy MAGIC!!!!!

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