【翻訳記事】レガシーでお気に入りのデッキ:グリクシス・コントロール

Legacy
Legacy翻訳NIMAME
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Written By Andrea Mengucci //14 Jun, 2019

(原文はこちら)

www.channelfireball.com

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先週末、ボローニャで開催されたエターナルウィークエンドに参加してきました。このイベントは3ヶ月ごとに開催されており、私はレガシーとヴィンテージのトーナメントに登録をしました。

 私は自身のFoilデッキに非常に愛着を持っており、オンラインではなくオフラインでレガシーをプレイすることが大好きです。

灯争大戦がリリースされ、新戦力となる覆いを割く者、ナーセットが登場したことに興奮した私は【Grixis Control】の様々なバージョンを試すことにしました。そしてその結果、地元で開催されているいくつかのレガシーイベントで非常に良い結果を出すことに成功したのです!私はこの興奮を抑えることが出来ず、エターナルウィークエンドの開催を待っている間、マジックオンラインで新デッキのテストを続けることにしました(その様子はこちらで見ることが出来ます)。

 ナーセットはゲームをシャットダウンさせることに優れており、特に【Miracles】に対しては素晴らしい働きをします。しかし、ジェイスやリリアナといったプレインズウォーカーと違い自身を守る能力を持ち合わせていないため、対戦相手からのプレッシャーがかかっている場面ですとその真価を発揮することは出来ません。

次に載せるリストは、186人の参加者で開催されたイベントで圧倒的な!4-4フィニッシュという成績を残した素晴らしいデッキです。(皮肉が凄い…)

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最後の望み、リリアナ真の名の宿敵にボロボロにされ、私は開始早々0-2という負債を背負うことになりました。非常に残念なスタートですが、カジュアルマジックが大好きですし、お気に入りのFoilデッキをもっともっとプレイしたいので、イベントをドロップすることは止めることにしました。

 リリアナとネメシスに対峙するために、このデッキではアングラスの暴力を採用することが可能です。

このカードは、コラガンの命令よりもリリアナの勝利に近い性質を持っています。そのため、私は役割の近い布告除去(リリアナの勝利)を不採用とすることにしました。《リリアナの勝利》はマリット・レイジを対処することが出来ますが、《アングラスの暴力》はその他にプレインズウォーカーやアーティファクトを対処することも可能です。黒赤というマナ拘束を要求し、ソーサリーであるという点は無視出来ない欠点となりますが、それでも私は《アングラスの暴力》のフレキシブルな選択肢を気に入っています。

 私は、デッキの中に4枚の赤霊波を準備することを好んでいます。レガシーというフォーマットにおいては”青”が王者の色であると思っていますからね。

瞬唱の魔道師覆いを割く者、ナーセット相殺真の名の宿敵基本に帰れ実物提示教育精神を刻む者、ジェイス。これらをスマートに対処するためには《赤霊波》が非常に重要であるため、4枚から減らすことは決して考えられないでしょう。

しかし、その一方で《青霊波》を2枚採用したことについては後悔をしています。【UR Delver】が多いであろうと予測しての判断でしたが、これは間違いなく失敗であったと言えるでしょう。

次に挙げるのは、このデッキをもう一度プレイする際の変更点を加えたものです。

Andrea Mengucci – Grixis Control Lands2 x Badlands1 x Swamp (339)2 x Bloodstained Mire3 x Scalding Tarn2 x Island (335)4 x Polluted Delta3 x Underground Sea3 x Volcanic Island Creatures3 x Snapcaster Mage4 x Baleful Strix Spells4 x Ponder3 x Kolaghan’s Command1 x Angrath’s Rampage2 x Jace, the Mind Sculptor2 x Inquisition of Kozilek1 x Toxic Deluge3 x Hymn to Tourach1 x Lightning Bolt1 x Liliana, the Last Hope2 x Narset, Parter of Veils4 x Force of Will3 x Fatal Push4 x Brainstorm2 x Thoughtseize   Sideboard1 x Blue Elemental Blast2 x Surgical Extraction1 x Spell Pierce2 x Red Elemental Blast2 x Pyroblast1 x Toxic Deluge1 x Vendilion Clique2 x Blood Moon1 x Nihil Spellbomb2 x Liliana’s Triumph

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 【Grixis Control】では、グルマグのアンコウを採用しているリストもいくつか見られます。

このデッキはガス切れになってしまうことも珍しくありません。ゲーム全体で見ればカードアドバンテージで勝っているにも関わらず、対戦相手が復旧する暇を許してしまい、結果としてゲームに敗北してしまうことが発生するのです。

アンコウならば、相手の復旧を許すことなく速やかにゲームを終わらせることが可能です。

 しかし、覆いを割く者、ナーセット を使えばアンコウのような追加の勝利条件は必要ありません。彼女は、惑星最高のプレインズウォーカーである精神を刻む者、ジェイスをデッキから探し出してきてくれます。そして、彼はバトンを引き継いだ後に速やかにゲームを終焉へと導いてくれるのです。

 このデッキはロングゲームになることが多く、対戦相手の脅威に対する様々な解答が必要となります。「決して、間違った解答を提出しないように注意してください」ゲーム全体で、本当の脅威を見定めることが重要となります(特に《意思の力》の運用には注意か必要です!)。

 このデッキは不毛の大地に対して非常に脆いため、フェッチランドはなるべく基本土地からサーチするように計画を立てていくことが重要です。3マナの呪文をしっかりとプレイできるよう、目くらまし呪文貫きには十分な注意をしながらゲームを進めていく必要があります。

 メインボードでは真の名の宿敵に対する解答が限りなく少ないため、解答となるカードをゲームの序盤から消費してしまわないように重々気をつけましょう。

 メインボードではどんな種類の【秘密を掘り下げる者デッキ】に対しても相性が良くありませんが、サイドボード後のゲームでは《血染めの月》や、《真の名の宿敵》への追加の対処手段が加わることで相性差は大きく改善されるでしょう(UR Delverだけは血染めの月が効果的でないため例外です)。

 このデッキのサイドボーディングは難しくありません。

私は、《赤霊波》やトーラックへの賛歌をプレイしてくる可能性があるミッドレンジデッキに対しては《意思の力》を抜くことにしています。

このようなデッキに対しては《赤霊波》をサイドインすることが多いので、《意思の力》が無くても、《真の名の宿敵》や《精神を刻む者、ジェイス》のようなボムカードを対処することは難しくありません。

 《血染めの月》は、このデッキに多くの勝利をもたらしてくれます。

【Miracles】を除くほとんどのデッキに対して《血染めの月》は効果的な役割を果たすため、もしも【Miracles】がトーナメントシーンからその姿を消すようであれば、メインボードからの採用も考えられるでしょう(手札破壊でサポートすることで、フォーマットの大部分のデッキに勝利することが出来ます)。

 多くの懸念事項が、このデッキをプレイすることが本当に正しいのかどうか不安にさせます。そして、私は未だにその答えに確信を持てているわけではありません。

私がわかっているのは、このデッキが【Miracles】に対して相性が良い数少ないデッキの中の一つだということ。そして、それ以外のデッキに対しても決して酷いことにはならないということだけです。私は、レガシーのイベントに参加するときはいつも【Miracles】の存在を強く意識しているので、このデッキを選択することにしています。

 レガシーは現在、2つの大きなニュースによって揺り動かされようとしています。

 一つ目は、モダンホライゾンの登場です。

既に、レンと6番否定の力ような多くの面白いカードが公開されています(執筆段階ではフルススポイラー前)。レガシーでは既に様々な脅威に対しての多くの解答が用意されていますが、《否定の力》はフェアデッキがアンフェアデッキを打ち倒すための新たな武器として大いに活躍をしてくれることでしょう。

 もう一つの大きなニュースは、ロンドンマリガン導入の決定です。

私は、レガシーに関してはモダンとヴィンテージほど大きな影響を受けることは無いと思ってます。なぜなら、このフォーマットにおいては”脅威”よりもそれに対する”解答”のほうが優れていると考えているからです。

《意思の力》と《不毛の大地》は、《虚空の杯》デッキと同様に悪質なコンボデッキの存在を咎めることが出来ます。

 それでは、来週は私が参加したヴィンテージイベントについてと、灯争対戦とロンドンマリガンの影響を受けたヴィンテージフォーマットについての考えを挙げたいと思います。

Translated by NIMAME) 

日本でもエターナルウィークエンド・アジアの開催が8月に迫っており、エターナル・フォーマットからも目が離せない状況が続いていきます。

M20のスポイラーも始まっており、まだまだ環境は揺れ動いていくでしょう!

個人的には大好きな【Death&Taxes】に強力な新戦力が登場してくれると良いな…なんて淡い期待を持っております。

それでは、皆様また次の記事でお会いしましょう! 

Enjoy MAGIC!!!!!

*MTG Diggingでは、随時ご要望をお待ちしております。 こんな題材が欲しい、この記事を翻訳して読みやすくして欲しいといった希望がありましたらお気軽にご相談下さい*

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