【翻訳記事】Eye of the Storm: Legacy Ad Nauseam Tendrils Deck Guide

By Cyrus Corman-Gill  //  4 Oct, 2019   本文はこちら

Legacy Ad Nauseam Storm

先日、レガシーで開催されたGrand Prix Atlantaで栄冠を勝ち取る事ができました。グランプリで優勝してプロツアーに参加する事を子供の頃から夢見ており、それをお気に入りのデッキと大好きなフォーマットで成し遂げられた事は、これから先忘れる事の出来ない素晴らしい経験になりました。

ここで全てのゲームについて言及するつもりはありません。トーナメントで勝利した他の人たちと同じように、私はいくつかの良いプレーを見せ、いくつかの間違いを犯し、そして幸運を掴んだのです。多くの試合で、私はパンとバターの組み合わせのような定番の動きを繰り返しました-いくつかのキャントリップ呪文をプレイし、いくらかの手札破壊によって対戦相手のカウンターを取り除き、4ターン前後に《炎の中の過去》をチューターして勝利を手にしました。それこそがStormというデッキであり、本当に得意としている戦術です。

各ラウンドでの結果は次の通りです:

Day 1:

  • 2-0 Bye
  • 2-0 Bye
  • 2-0 Sneak and Show
  • 2-1 Humans
  • 2-1 Moon Stompy
  • 2-0 RIP Helm Bant
  • 2-0 Golgari Depths
  • 2-1 4c Snow Control
  • 2-0 Temur Delver

Day 2:

  • 2-0 Temur Delver
  • 2-0 Temur Delver
  • 0-2 Burn
  • 2-1 Golgari Depths
  • 2-0 Jeskai Mentor
  • 0-0-3 Intentional Draw

Top 8:

  • 2-1 Hogaak
  • 2-0 Burn
  • 2-1 Temur Delver

Stormをプレイすることは、一般的なMagicをプレイする事とは大きく異なります。ゲーム中に気にすることは別のものとなり、今までとは全く異なった軸でプレイを進めていきます。そのため、Stormの熟練には高い成長曲線があります。

私は、決してそれがこの世界で最も難しい事をこなしているなんて思うつもりはありません。結局のところStormは単なる別軸のデッキであり、ゲ1ターンキルする事が出来るデッキは総じてFree-winを手にする事があります。しかし、これを大きな大会でプレイするのに十分なほど慣れるには多くの時間がかかり、その後、安定して勝てるようになるには更に多くの時間を必要とします。

この記事では、デッキリストを提供し、各キーカードに関する考察を提供し、デッキをプレイする上でのヒントを提供し、最後にレガシーで使用比率の高いデッキに対する対戦分析を交えたサイドボードガイドを提供することで、皆さんの学習経過を軽減しようとしています。

Ad Nauseam Tendrils Storm

Legacy

Main:60
4:《汚染された三角州/Polluted Delta》
4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
2:《Underground Sea》
1:《Volcanic Island》
1:《Tropical Island》
1:《Bayou》
1:《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
1:《冠雪の島/Snow-Covered Island》
4:《渦まく知識/Brainstorm》
4:《暗黒の儀式/Dark Ritual》
4:《思考囲い/Thoughtseize》
4:《強迫/Duress》
4:《思案/Ponder》
4:《定業/Preordain》
4:《陰謀団の儀式/Cabal Ritual》
4:《冥府の教示者/Infernal Tutor》
1:《闇の誓願/Dark Petition》
2:《炎の中の過去/Past in Flames》
1:《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
1:《むかつき/Ad Nauseam》
4:《水蓮の花びら/Lotus Petal》
Sideboard:15
2:《突然の衰微/Abrupt Decay》
2:《夏の帳/Veil of Summer》
1:《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》
2:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2:《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
2:《残響する真実/Echoing Truth》
2:《回想/Recall》
1:《虐殺/Massacre》
1:《巣穴からの総出/Empty the Warrens》
Total:75

Key Cards

Stormで最も重要なのが*payoffです。私はここに、4:《冥府の教示者》/1:《闇の誓願》/1:《むかつき》/2:《炎の中の過去》/1:《苦悶の触手》の、計9枚を採用しています。

*勝利に直結させる呪文

これらのカードはどれも重要であり、それぞれ個別に検討する必要があるほど、その用途は異なります。

《冥府の教示者》はデッキで最も重要なカードあり、キャントリップ呪文でシャッフルしてしまうような事は滅多にありません。このカードは《ライオンの瞳のダイアモンド》と組み合わせる事で、その真価を発揮します。まずは優先権をキープする事を明言し、その後《冥府の教示者》を唱えたスタックで《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動します。これによって暴勇も達成しますし、3マナを確保しながらカードをサーチする事ができます。《ライオンの瞳のダイアモンド》を利用せずに暴勇を達成することは容易な事ではなく、多くの場合、複雑なパズルを解いていくように数ターン前からの準備が必要となります。暴勇していなくても、公開したカードと同名のものを山札からサーチする事が出来るため、《冥府の教示者》が複数枚手札にある場合は追加の手札破壊やマナ加速カードに変換させましょう。しかしその際、《外科的摘出》には重々注意するようにして下さい(特にサイドボード後には)。

《闇の誓願》は5枚目の教示者として機能します。このカードの利点の一つとして、暴勇を達成させるなどの事前準備が必要ないところが挙げられます。《ライオンの瞳のダイアモンド》、またはスレッショルドを達成した状態で《陰謀団の儀式》をサーチする事で、実質1マナで《冥府の教示者》を唱えられる事を覚えておきましょう。魔巧を達成することは簡単ですが、《虚空の力戦》/《トーモッドの墓所》/《虚無の呪文爆弾》や、インスタントタイミングで登場する《ボジューカの沼》には脆いので、それらは頭に入れておく必要があります。

Ad Nauseam

Ad Nauseam

敗北に繋がるリスクを抱えているため、多くのプレーヤーがこのカードのことを良く思っていません。しかし、15を上回るライフで唱えた場合はそのリスクを恐れる必要はほとんどありません。スタック上にある《むかつき》を除くと、このデッキの平均コストは0.95であり、私がこのカードを運用する際には10枚のカードを公開してライフ5以上をキープすることを基準として設けています。必ずしも10枚のカードが直ぐに勝利を与えてくれるとは限りませんが、ほとんどの場合でマナに余裕がある状況、もしくは次のターンにはコンボを成立させることが出来ます。特に効果的なのがインスタントタイミングで唱えた場合で、対戦相手のターンにプレイすることで手札の総量を大きく確保する事が可能です。《むかつき》からコンボを始動する際の一番の障害となるのが、黒マナの捻出と暴勇を達成させることです。そのため、十分なマナを確保出来ている場合や、土地に余裕がある場合は《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動する事を試してみて下さい。多くの場合、《むかつき》は墓地対策やコンボデッキとのスピード勝負に勝つための最適なツールとなってくれます。

Past in Flames

Past in Flames

これがデッキのメインエンジンです。あまりにも強力なカードであるため2枚の採用としていますが、もうこれ以上は必要ないでしょう。《炎の中の過去》をドローした際は、そのまま勝利出来るかどうか、一度状況を良く確認してみるようにしましょう。3つ以上のキャントリップ呪文を唱える事が出来る場合は*payoffを発見できる可能性が非常に高いため、勝利する見込みは十分なものであると私は考えています。他のプレーヤーがStormをプレイしているのを見る際に感じる最も多い見落としが、《炎の中の過去》が関係している際に発生します。

《炎の中の過去》をドローすると、次のことが可能になります。

  • 墓地に十分な数のマナソースと手札破壊呪文がある場合、対戦相手は手札からプレイした《炎の中の過去》とフラッシュバックの両方に対応する必要があるため、これは手札破壊呪文と同じような役割を果たす事が出来ます。
  • マナファクトを直ぐにプレイするようにしておけば、《トーラックの賛歌》のような手札破壊呪文は《炎の中の過去》1枚で打破する事が出来ます。
  • キャントリップ呪文で3~4枚のカードを引き、次のターンにフラッシュバックからコンボを始動する事が出来ます。
  • 教示者のサーチ先となるカードを既に手にする事が出来ているため、それらを追加のマナ加速や手札破壊呪文のために使用する事が出来ます。これは最も一般的な使い方になるのですが、《冥府の教示者》プレイにスタックして《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動する事で暴勇を達成し、《炎の中の過去》を墓地へ。教示者のサーチ先として《陰謀団の儀式》を選択、《炎の中の過去》をフラッシュバックすることでゲームに勝利する事が出来ます。

Tendrils of Agony

Tendrils of Agony

ゲームに勝つ方法が必要であり、これが最高の選択肢です。既に手札に《苦悶の触手》がある場合は、必要十分なだけの呪文を唱える事でゲームを完結させることもあります。これはカウンター呪文に対して非常に有効ではありますが、ゲームを決めるためには1ターンに複数のキャントリップ呪文を唱えるか、《冥府の教示者》をプレイするか、対戦相手のライフトータルを事前に低くしておく必要があります。《苦悶の触手》をドローした場合、手札が8枚になるまではキャントリップ呪文をキープするようにして勝利を狙いましょう。忘れないようにして下さい-Stormカウントの開始を宣言するのはあなた自身であり、それは対戦相手の息を詰まらせることが出来る引き金となります。

Playing the Deck/Tips and Tricks

Stormの平均キルターンは3.5です。1ターンキルの強力な動きが出来る事もままありますが、基本的には十分なリソースを確保し、手札破壊で対戦相手を妨害しながら出来るだけじっくりとゲームを進めるのが良策です。

デッキには、勝利に向かう4つの道筋があります:

  1. 炎の中の過去
  2. むかつき
  3. 巣穴からの総出
  4. 十分なストームカウントからの《苦悶の触手》
  • 早期段階で手札破壊呪文を使用し、相手のプランがどんなものであるのか、妨害手段がどんなものであるのかを確認してからキャントリップ呪文を使用し、最もリスクの少ない道筋に沿ってゲームプランを作製します。
  • コンボを始動する時は、マナの計算をNET値から考えるのが最も簡単です。例えば、《暗黒の儀式》の場合は1マナで3マナを生み出すと考えるのではなく、NET2と考えれば余計な手間を省くことが出来ます。
  • なるべくマリガンはしないようにして下さい。私が基準としているのは、青マナが出る土地とキャントリップ呪文があるかどうか、または*payoffがあるかどうかです。それ以外の場合は基本的にマリガンするようにしています。7枚の手札から開始すると、Stormカウント10を数えるのが容易となります。
  • 特定のカードを探している場合は、《定業》→《思案》→《渦巻く知識》の順番で優先してプレイする事をお勧めします。
  • 土地が2つしか無い状況であれば、フェッチランドを起動してから《定業》を唱えるほうが良い場合が度々起こります。そうすることで、カードをライブラリートップに維持したまま次の呪文を唱える事が出来ます。
  • 《渦巻く知識》、または《思案》をプレイする前にフェッチランドを起動する事はほとんどありありません。
  • 出来るだけ長い間《渦巻く知識》を保持するようにし、プレイする前には山札をシャッフルする手段を確保するようにして下さい。Stormには無駄と成り得るカードが多く採用されており、過剰なマナソース、土地、*payoff、そして手札破壊呪文をリフレッシュする事が重要です。《渦巻く知識》でライブラリートップ固定する(戻した2枚のカードをドローする)とほとんどの場合敗北に繋がってしまいますが、もしも勝利が近いのが見えている場合は1ターン目からプレイすることを恐れないで下さい。
  • キャントリップ呪文にスタックして《ライオンの瞳のダイアモンド》を起動する事で、山札の上に仕込んだカードを生み出したマナでプレイ出来ます。
  • マナソースは積極的にリフレッシュしましょう。デッキの31/60はマナを生み出すカードで構成されているため、必要な時にそれらを集める事は難しくありません。余分なマナソースは不要牌となってしまいます。
  • あまりにも土地を多く引きすぎてしまうと、暴勇の達成が阻害されてしまいます。そのため、キャントリップ呪文を唱える際はこのことに留意しなるべく土地をドローしないように気をつけて下さい。
  • コンボを始動するターンにプレイ出来るよう、なるべく手札破壊呪文は手札に保持するようにしておきましょう。大して重要ではないカードに《思考囲い》を使って、対戦相手に《意志の力》をドローされる猶予を与えたくありません。
  • 《思考囲い》は自分を対象にすることが出来ますが、《強迫》ではそれが出来ません。《冥府の教示者》の暴勇を達成するために試みる可能性があるので頭に入れておきましょう。
  • コンボの障害となる相手を出し抜こうとする場合、デッキにある全ての呪文は手札破壊のように機能させる事ができます。私はしばしば、対戦相手を惑わしてカウンター呪文を消費させるため、土地をプレイする前にキャントリップ呪文を唱えてみたり、コンボを始動するわけではないのに《暗黒の儀式》をプレイしたりします。基本的に、こちらは相手の手札の中身を知っているのに対して相手はこちらの手札がわからないことが多いので、この情報の非対称性を利用して、自らに有利となるようにミスリードを狙います。
  • コンボを始動してみるかどうか迷った時は、常に「青いフェアデッキに対して状況は良くなっているのだろうか?」と、自分に問いかけるようにして下さい。それがもし好機だと感じた場合、それ以外(青いフェアデッキ以外)のデッキに対しては好機ではない場合が多いです。
  • 基本地形は《冠雪の土地》を使用するようにしましょう。馬鹿げていると感じるかもしれませんが、私のデッキを4c Snow Controlと勘違いしたHumansが《翻弄する魔道師》の指定を誤ったおかげで勝利したゲームもありました。
  • 手札破壊呪文をプレイする相手に対しては、マナファクトが手札の中で最も良いカードの場合(ライオンの瞳のダイアモンドである場合が多い)、それをプレイしておく事で呪文の対象となることから逃がす事が出来ます。
  • 《狼狽の嵐》は暴勇の達成を妨げるように見えますが、青マナを一つ追加するだけでそれを解消する事が出来ます。何かしらの呪文を対象に《狼狽の嵐》をプレイし、その全てのコピーを元の《狼狽の嵐》対象に指定することで、対象していた呪文を無事に解決する事が出来ます。
  • バウンス呪文を自身のアーティファクトを対象にプレイすることで、Stormカウントを稼ぐ事が出来ます。
  • 1ターンキルが出来る手札の場合は、それを選択するようにしてください。

Matchups and Sideboarding

Stormデッキのサイドボーディングでは、デッキのエンジンとなる部分を大きく変更しない事が重要です。基本としては、除去呪文と引き換えに手札破壊をサイドアウトし、対戦相手のデッキに合わせて*payoffの変更や枚数調整をし、ロングゲームになることが想定される相手に対してはマナ加速呪文の枚数を調整します。

レガシーには広大なメタゲームが存在し、私はその全てのデッキに対しての検討をすることはしません。現在トーナメントで直面する可能性の高い、仕様比率の高いデッキをいくつかピックアップして情報を共有していこうと思います。

Temur Delver

これはストームにとって最高のマッチアップの一つであり、現在このデッキを選択する最大の理由でもあります。対戦相手のカードの価値を大きく下げるようにプレイすることによって、このマッチアップに勝利します。《目くらまし》と《呪文貫き》に引っかからないようにプレイをし、 フェッチランドは 《不毛の大地》をケアして基本地形をサーチ、手札破壊は確定カウンターを対象にするようにしましょう。高コストの呪文のいくつかは、ソフトパーミッション、墓地対策、またはクリーチャーによるビートダウンに対して脆弱なためサイドアウトします。相手は8+@のゴブリントークンの群れを打破する手段をほとんど持たないため、《巣穴からの総出》はソフトパーミッションを意に介せず素早くコンボに移行します。《突然の衰微》は、《無のロッド》、《墓堀りの檻》、または《秘密を掘り下げる者》に対してプレイします。このマッチアップの鍵となるのが、忍耐強く土地を並べていく事です。早期にコンボを仕掛けたり、無計画な始動をしようとすると負ける可能性が高まります。コンボの始動が唯一の選択肢であるというところまでゲームを展開し、そして勝利を掴みます。

UWx Control

このマッチアップは相手が《相殺》を採用しているかどうかに大きく依存します。相手が《相殺》をプレイすれば非常に厳しい戦いとなりますが、そうじゃなければむしろ好相性です。《炎の中の過去》と《闇の誓願》は《安らかなる眠り》がプレイされることを想定して、また、ロングゲームとなることが想定されますのでマナ加速呪文を数枚サイドアウトします。緑のカードは、置物による妨害への対策と追加の手札破壊のような役割としてサイドインします。

Golgari Depths

これもStormにとって最高のマッチアップの一つです。我々は対戦相手よりも早くコンボを展開する事が可能で、マナファクトをプレイすることで手札破壊にも耐性を持てます。また、《マリットレイジ》のバウンスも出来る妨害対策カードを4枚用意しておく事で、ゲームは更に簡単なものとなります。《強迫》はクリーチャーを対象に取る事が出来ないため、大して効果がありません。《闇の請願》と《炎の中の過去》は、《輪作》からの《ボジューカの沼》に対して弱いためサイドアウトしましょう。

4c Snow Control

これはタフなマッチアップとなります。幾重にも重なる妨害を乗り越え、ゲームの勝機を見つけるまで辛抱強くゲームプランを組み立てて下さい。手札破壊や《瞬唱の魔道師》に屈してしまわないよう、ゲームを組み立てていきましょう。

Sneak and Show

これは均衡したマッチアップとなりますが、Stormの方が少しだけ優れています。Sneak and Show側がベストハンドであればそれを受け止めるは出来ませんし、こちらがベストハンドの時は相手も同様となります。しかし、コンボ同士のミラーマッチにおいては積極的に相手の妨害を出来る分、カウンター呪文よりも手札破壊のほうが優れています。

Stormのマナベースは《不毛の大地》を念頭において構築されているため、コンボデッキ相手には《沼》をサイドアウトする事が出来ます。《定業》は長期戦になることを望んでいないため減らしましょう。そして、《炎の中の過去》は《墓堀りの檻》を想定してサイドアウトします。《狼狽の嵐》は《実物提示教育》に対して強力で、《蒸気の連鎖》は《神聖の力戦》、または《墓堀りの檻》に対応する事が出来ます。

Mirror

このマッチアップは《夏の帳》が登場した事によって大きく変化しました。このカードを相手に解決されると敗北がグッと近づいてきてしまうので、私が取る一番の戦略は対戦相手が《夏の帳》をドローしないようにお祈りすることです。基本戦略としては、マナファクトをプレイし、手札破壊では重要なカードを選択し、より良いドローが出来ることを願いましょう。

Death and Taxes

これも相性の良いマッチアップです。Death and Taxesのクロックは非常に遅く、ヘイトベア1枚程度ならStormは平気で乗り越える事が出来ます。《定業》を減らしていますが、それはこのカードがデッキ内で最もサイドアウトしやすいカードだからです。《炎の中の過去》と《闇の誓願》は、《安らかなる眠り》に弱いためサイドアウトしましょう。《巣穴からの総出》はヘイトベアを乗り越えるのに効果的なカードですが、《石鍛冶の神秘家》からの《殴打頭蓋》という流れは頭に入れておきましょう。ヘイトベアたちを排除するために、除去はあるだけ投入しましょう。土地を並べていく事は非常に重要です。そして、私のことを信じてください-《スレイベンの守護者、サリア》がいる状態からでもコンボを完遂することは可能です。単純に、呪文のマナコストを二重計算しましょう。

Chalice of the Void Decks

Stormが、《相殺》を除いた他に相性の酷いマッチアップがあるのか不思議に思うかもしれません。しかし、あるんです-この《虚空の杯》デッキは非常に厳しいマッチアップとなります。サイドボーディングでは、Death and Taxesに対するものと同じカードをサイドアウトします。《虚空の杯》 に対しては多くの解答を持っていますが 、キャントリップ呪文が封鎖されてしまうとそれらを探し出してプレイすることが困難になります。幸運を味方につけて《巣穴からの総出》をプレイするか、出来る限り早くゲームを終了させましょう。Stormは1ターンキルも可能なデッキであり、このマッチアップを大会で回避する事はほぼ不可能ですが、1ターンキルを達成することは十分現実的です。

グランプリを優勝したという点で、Stormはまだまだ落ち目のデッキではありません。Stormはレガシーで最も強力なデッキの一つであり、もし使ってみようと思うならば、信じられないほど多くのやりがいを感じることが出来ます。レガシーでは現在ミッドレンジデッキが大多数を占め、全てのフェアデッキがお互いを出し抜こうと競争を広げています。この大会中に私が対戦した相手の多くは、《レンと6番》、《真の名の宿敵》、そして《呪詛呑み》のようなカードをタップアウトしてプレイしてきました。基本セット2020が発売されて以来、私はずっと75枚同じリストで大会に参加しており、Eternal WeekendとGP Bolognaのどちらにもこのリストを持ち込む予定です。多くのプレーヤーが、フェアデッキ同士のマッチアップに強いカードをプレイするためにタップアウトするようなメタゲームにおいては、引続き《暗黒の儀式》が非常に強力です。

みなさん、読んでくれてどうもありがとう。頭蓋骨(黒マナ》をたくさん生み出し、そして優先権を保持する事を忘れないで下さい!

(Translated by NIMAME)

*MTG Diggingでは、随時ご要望をお待ちしております。 こんな題材が欲しい、この記事を翻訳して読みやすくして欲しいといった希望がありましたらお気軽にご相談下さい*