今週末はこのデッキと心中しないか#70 白単アーティファクト

どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。

 

スタンダードの大会は割と（多分）ひと段落し、世間は少しヒストリックの関心が高まっているように感じる今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょう。

 

俺はスタン熱はひとまず引き、カラデシュリマスターのドラフトを一頻り楽しみ、現在はヒストリックを少し触って、新カードを楽しんでるところです。正直、ヒストリックの正解は《自然の怒りのタイタン、ウーロ》を一番有効活用できるデッキっぽいのですが、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》は禁止直前まで擦りまくっていたので、ちょっと気分ではなく、好きなカードをチラチラ触っている状況です。

 

ということで性癖マックスのデッキをご紹介します。

 

白単アーティファクトです。

インポートリストはこちら。

 

使いたいカードの詰め合わせみたいなデッキで紹介するのも忍びない気持ちもあるのですが、まあたまには良いよね。※注：デッキは強くありません。

 

一応、勝ち手段としては《精霊龍、ウギン》を出して勝つか、《見捨てられた碑》と《パラドックス装置》からの《神秘の炉》で実質無限スペル、無限マナに突入するので、《霊気貯蔵器》もしくは《這い寄る痩せ地》の無限パンプあたりでフィニる感じです。

このデッキを選択する利点

脳の汁をたくさん出したい方向けのドラッグ的なアレなので、どのデッキにどう強いかとか、相性とかないんですよ。男のロマンの鉄の塊にオールインする。それだけっつこーとよ。

 

真面目に書くとカウンターの入ってないミッドレンジには強いです。サクリファイス系デッキには有利がつくかな、ただ、それ以外にはアグロ、（カウンターの入った）ミッドレンジには全然勝てません。大敗必至。諸行無常。

カード選択について

《見捨てられた碑》

一応、キーカードです。全体強化、マナ加速、ライフゲインと三拍子揃った性能で、特にこの能力の中にマナ加速により諸々の動きが一変します。ちなみに全体強化とライフゲインのおかげでゲームを長引かせることができるのでコンボ完走までの時間が稼げる点もありがたいです。

 

また《人知を超えるもの、ウギン》とのシナジーが激しく、この2枚が揃うと、ほとんどのカードが実質無料レベルで唱えられるのがすばらしいです。またほとんど関係無いっちゃ関係無いレベルですが、《霊気貯蔵器》との兼ね合いでライフゲイン能力のありがたいです。

《人知を超えるもの、ウギン》

思ったより強いPWでした。メインのカードは全て無色なため、常在能力でデッキ内の全てのスペルが2マナ軽減される形です。そうなると《守護像》《精神石》《精神迷わせの秘本》は無料になりますし、《神秘の炉》からの確変継続率もかなり高まります。

 

またデッキの構造上、パーマネントに触りづらいので、-3能力の存在も割とありがたいです。

《神秘の炉》

《大いなる創造者、カーン》

ウィッシュボード戦略を可能にしたカードであり、このデッキのファンデッキ感を高めたカードでもあります。正直あんまり強く無いんですが、このカードが無いとデッキが成立しないのもなんとも悲しいところですね。地味に常在能力のおかげで、サクリファイスデッキの《魔女のかまど》が機能不全になるのが噛み合っていたりするのも微弱に嬉しいポイントです。

《神の怒り》

このデッキは防御力ゼロなので、サイドのこれと《機を見た援軍》のみで防御を固めます。これらのカードはとても良い性能のカードですが、それでも防御力ゼロから防御力30くらいまでしか上がらないので、別にアグロデッキは切っても良いかもしれません。というかそれならデッキを解体するって手もありますね。

ちょっとしたコツ・注意点

基本的にどうにもならないことが多いデッキなので、そこは割り切って盛大にシコリ散らかしましょう。もうこのデッキはそういうことなので、まあ良いじゃ無いですか。程よくぶっ放すのがコツですかね。

最後に

今週はトップメタデッキをあまり握らない1週でした。自分にしては珍しいですが、しっかりMTGを楽しめていて、これはこれで原風景だな、と感じています。楽しむことができなければ本末転倒。それが優先だと分かっていてもついそれを忘れてしまうこともありますが、今回は楽しむことを忘れずにMTGをすることができてます。要するにクソデッキを紹介してゴメンねってことです。

 

それでは、ありがとうございました。またね。