今週末はこのデッキと心中しないか #50 バントランプ

Standard
StandardUs_Apart今週末はこのデッキと心中しないか
この記事は約5分で読めます。

どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。_

出ましたね。基本セット2021。まだアリーナだけでの実装ですが、早速すっごく楽しんでおります。今回は新セットの状況を加味して、色々話していきまーす。

ということで早速今回のデッキはこちら。

バントランプです。
インポートリストはこちら

 

やっぱりまずはこれかなと。基本セット2021では緑が強いんで、それがしっくり使いやすいデッキを楽しもうと思いました。

 

このデッキを使う利点

やはり新弾発売直後はメタが固まらず、混沌としてるので、できれば前環境から力を持っていたアーキタイプを使いたいっていうのが本音です(そしてまだ見ぬローグデッキに身を任せたくなるのもまた本音です)。その上で新しいカードの強さを測るべく、お試しカードを入れていけるのがこの時期の醍醐味っすね。

 

とにかく実験的なローグデッキは基本的にこのデッキで一掃できるでしょう。

カード選択について

《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》

『予約シングル』《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル/Jolrael, Mwonvuli Recluse》[M21] 緑R

このカードの強いところは1回でも能力が誘発すれば及第点のスペックがある上、2回以上誘発すると非常に強い点です。2マナで1/2と2/2が二体ってすごいっすよね。この通り強いと思ってはいたんですが、予想以上にバントと相性が良いカードです。なぜかっていうと、バントの3t目のアクションってワンドローが付帯するんですよね。

 

2t目《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》からの、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》または《時を解す者、テフェリー》で3t目には能力誘発しますし、バントっていうデッキはそれらが元々4枚ずつ採用されているので、

 

《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》に寄せてデッキを構築せずとも、キャントリップがついてるカードが多いのがポイントっす。というか、3t目に限らず、《ハイドロイド混成体》や《成長のらせん》あたりも相性が良いですし、《時の支配者、テフェリー》を採用するならそれとも相性が良く、バントに不足していた2マナの能動的なアクションが増えたのも非常にプラスです。

《漁る軟泥》

『予約シングル』《漁る軟泥/Scavenging Ooze》[M21] 緑R

非常に強い再録カードっす。少し使ってみて思ったことはすごい強い上に、汎用性もあるサイドカードだなって印象です。以前スタンダードに《漁る軟泥》がいたときもこんな感じの印象だった気がします。何が言いたいかっていうと、ちょっと過大評価してたな、と思いました。

 

別に「緑が入るデッキなら、絶対に《漁る軟泥》が入る」みたいなカードではなくて、あくまでサイドとして強くて汎用性もあるからメイン採用もあり得るカード、って感じでした。

 

もちろん、異様に墓地利用カードが横行するメタなら、メインでがっつり採用するのかもしれませんが、今んところメインでしっかり活躍するかってほどじゃなくて(メインになら)2枚くらいで良いんじゃないかな、とも思います。

 

ですが、使ってて楽しい良いカードっすね。

《時の支配者、テフェリー》

『予約シングル』075《時の支配者、テフェリー/Teferi, Master of Time》[M21] 青R

判断が難しいところで、強いは強いカードだと思っているのですが、正直スタンダードでは使われるギリギリのスペックな気がしています。

 

ま、今までのテフェリーが強すぎるだけで、このカードも結構強いですけどね。便利だけれど、アドが取れないカードなので器用貧乏カードで、今のスタンダードで言うと《ゴルガリの女王、ヴラスカ》くらいの強さでシナジーがあったりすれば使われるかな、と思います。

《精霊龍、ウギン》

『予約シングル』《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》[M21] 無R

使っていて、一番強いな、と思うパターンはアグロデッキに対しての蓋としての役割で、対コントロールとかランプデッキ相手だと、まあまあの強さなのかな、と。

 

対コントロールとか対ランプデッキ戦でも、負けている盤面をひっくり返すことができるので、強いケースがありますが、そういった重いデッキ相手に盤面で負けている場合って手札の枚数も負けていることが多いです。

 

結局それらのデッキが使うパーマネントってアド稼ぎお化けばっかりですからね。なので、それらのデッキに対してそこまでクリティカルではないのがネックではありますが、それでもカードの地の強さが高いのでメインボードに1枚採用としました。

《耕作》《真面目な身代わり》

『予約シングル』《耕作/Cultivate》[M21] 緑U《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》[C19]茶R
このデッキでは不採用にしたカードたちです。不採用にした理由が3つ、

1.マナ加速は2マナ以下が強い
2.《自然の怒りのタイタン、ウーロ》が強すぎる
3.そんなに沢山のマナ加速はいらない

こんな感じです。

 

とにかく、すでに前環境から採用されている《成長のらせん》《自然のタイタン、ウーロ》が強すぎるんですよね。《自然のタイタン、ウーロ》が強すぎるのは分かってましたが、他のマナ加速と比較して《成長のらせん》も強いですね。

 

とにかくカウンターなどを構えながら加速できたりするのはデカいし、最低でもドローが保証されているので後半も腐りきらないのは使っていて本当に便利ですね。この2種のマナ加速が現役でいる限り、《耕作》《真面目な身代わり》の出番は少なそうだなーと感じてます。

ちょっとしたコツ・注意点

正直今のところ、(もうバントランプについては何度も記事を書いているので)あんまりないんですが、この構成はメタが固まってない状態の丸い構成にしているので、固まってきたらちょこちょこいじると良いと思います。

 

分かりやすいところだと《ハイドロイド混成体》や《漁る軟泥》や《精霊龍、ウギン》あたりの枚数は常に考えた方が良く、サイドボードのカウンターの種類や枚数、除去の種類や枚数も気にかけておきましょう。

最後に

新環境始まったばかりなので、まだまだ発掘されていないデッキやカードがこれからいくつも出てくると思います。俺自身、色々気になって試してますが、自分でデッキを作るのは中々大変で、もっぱら既存のリストをいじったりするばかりです。

 

ビルダーもそうでない方もこの発売直後の時期は新しいカードに触ることだけでも楽しいので、いろんなカードを積極的に使って楽しんでいきましょう。

 

それでは、ありがとうございました。またね。

COMMENT

タイトルとURLをコピーしました