今週末はこのデッキと心中しないか #64 オムナスアドベンチャー

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どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。

 

今週は2020年シーズン・グランドファイナルなる大会が催され、トッププロたちが凌ぎを削っています。そして、環境の中心は大方の予想通り、オムナスアドベンチャーとなっているようです。

 

詳しく数字は分かってませんが、≪創造の座、オムナス≫の使用率はかの≪王冠泥棒、オーコ ≫を超えてしまったそうなので、やはりこのカード抜きに現環境を語ることできなそうです。かく言う俺も≪創造の座、オムナス≫使い倒してます。

 

ということで本日はこちらのデッキ。

オムナスアドベンチャーです(表示されていないカードは《豆の木の巨人》です)。

リストはラファエル・レヴィとガブリエル・ナシフをコピーしました。

このデッキを使う利点

色んなデッキを触っていましたが、結局これが一番強いです。

 

序盤に≪エッジウォールの亭主≫と≪幸運のクローバー≫でアドバンテージエンジンを展開し、中盤に出来事クリーチャーと≪創造の座、オムナス≫で盤面を作り、後半戦は≪豆の木の巨人≫や≪願いのフェイ≫によるウィッシュボード戦略でフィニッシュという流れが王道のムーブですが、

 

フィニッシュとなるカードが≪豆の木の巨人≫と≪願いのフェイ≫(から引っ張ってくるサイドボードカード)なので、序盤も使えるカードが多く、序盤から有利にゲームを進めることができる上に、≪幸運のクローバー≫で出来事呪文を連打することにより、捲りの筋も多く、隙が少ないことがこのデッキの強みです。

 

最近のトップティアデッキの特徴である、どのデッキにも強く、弱点らしい弱点がない、という感じのデッキです。

カード選択について

《恋煩いの野獣》

《恋煩いの野獣/Lovestruck Beast》[ELD] 緑R

以前のアドベンチャーデッキではフル搭載されていた《恋煩いの野獣》ですが、オムナスアドベンチャー同士ではトークンが《厚かましい借り手》と《砕骨の巨人》の的になってしまい、あまり役に立たないので、最近はあまり採用されていません。

 

以前の構成ではそれに代わるパーツがなかったので入れざるを得ませんでしたが、現在は《創造の座、オムナス》様が加入されたおかげでその心配も不要。

《巨人落とし》

《巨人落とし/Giant Killer》[ELD] 白R

4色になったおかげで参戦したニューカマー。パワー4以上という条件が《砕骨の巨人》で焼けない範囲もカバーできるので、良い感じ。一部のデッキ相手には腐るので、1枚の採用ですが、色々と便利で2枚採用するリストも多いので、メタ次第で枚数を調整しましょう。どーせ《創造の座、オムナス》が多いうちは対象には困りません。

《帰還した王、ケンリス》

【Foil】《帰還した王、ケンリス/Kenrith, the Returned King》 [BOXプロモ] 白

このリストをオススメする一番の理由です。とにかく《豆の木の巨人》がトランプル、速攻を得るのがとても相性がよく、マナが有り余っているときには各種起動能力でマナフラ受けにも最適。これがいるのといないのではキルターンがかなり違いますので、採用をオススメします。

《エンバレスの宝剣》

《エンバレスの宝剣/Embercleave》[ELD] 赤R

《帰還した王、ケンリス》と同じくキルターンを早める役割のカード。非クリーチャーなため、《願いのフェイ》からサーチできるのがポイントで、もじもじしている《豆の木の巨人》がいる盤面では最高のパフォーマンスを発揮します。実際、《投げ飛ばし》の代わりにこのカードが採用されているのですが、《豆の木の巨人》をぶん投げて10数点のダメージを一発入れても、環境に蔓延る《創造の座、オムナス》のライフゲインのせいでゲームが終わらないので、この切り替えは素晴らしいと思います。

ちょっとしたコツ・注意点

ミラーマッチが横行する現在ですが、基本的にこのデッキは一度有利を築かれるとひっくり返すのが難しいです。具体的にいうと、《願いのフェイ》経由で《精霊龍、ウギン》パターンか、《幸運のクローバー》経由で盤面を一気にめくり上げるパターンかのどちらかに限られますし、これらのパターンはどちらも準備を必要とするので、事前準備を整えておくか、大量のマナを用意しておくしかありません。

 

つまり、多くの場合しっかりマナ加速できていないと逆転の目がものすごく薄くなります。逆にしっかりマナ加速さえできていれば《願いのフェイ》から一気に捲りあげるチャンスもあるので、序盤にしっかりマナ加速することを心がけましょう。

最後に

完全に環境一の強さを誇るデッキなので、まだ触っていない人は絶対に触っておくことをオススメします。強いカードはもしかするともしかするかもしれないので、今のうちこのカードパワーを楽しみましょう。

 

それでは。ありがとうございました。またね。

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