【翻訳記事】何が起こる?週明けの禁止改訂に向けた、とある考察

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翻訳NIMAME
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どもっ。NIMAMEです。

TCGPLAYER.COMのライターであるNick Prince公式よりアナウンスされた週明けの禁止改訂についての記事を上げていましたので、要点をまとめてお伝えします。

記事はスタンダード・パイオニア・モダン・レガシーの各フォーマットに分けて言及されており、Nickは計7枚のカードについて自身の考えを述べています。

では、まずはレガシーから。

「死の国からの脱出」の画像検索結果

【死の国からの脱出】

《ライオンの瞳のダイアモンド》をリミッター超えの凶悪カードへと変貌。まさか、《ヨーグモスの意思》よりも強いカードが登場する日が訪れるとは思ってもいなかった。

最近のメタゲームにおいて、《死の国からの脱出》を用いたデッキは一際大きな存在感を示している。広大なカードプールを誇るレガシーにおいて、特定のデッキが短期間で成功を納めすぎるのは非常に危険な兆候だ。

しかし、WotCが発売したばかりのカードを直ぐに禁止することは中々考えられない(ヨーグモスの意思のことを考えると、禁止して然るべきではありますが)。《師範の占い独楽》や《死儀礼のシャーマン》を辛抱強く我慢したように、トレンドに過敏な反応を示すのではなく、これからの変化をじっくりと見届けてから判断を下すのではないかと予想する。

続きまして、モダン。

【むかしむかし】と【アーカムの天測儀】

《むかしむかし》がモダンで繰り広げる物語は、間違いなく終焉を迎えることになるだろう。フォーマットに存在するデッキの半分以上がこのカードを採用しており、スタンダードとパイオニアでは既に禁止カードに制定されている。《むかしむかし》が環境を歪めるほどのパワーカードであることは、もう周知の事実なのだ。

今回の改定で《アーカムの天測儀》に手が加えられる可能性は非常に低いだろう。しかし、私個人の意見としてこいつは《むかしむかし》に匹敵するぐらいBADなカードだ。

こいつの凶悪さを理解するための一例として、このデッキを見て欲しい。

Bant Snowblade by Nikito18 Finished 5th-8th at MTGO Modern Showcase – 02/29/2020

3色デッキであるにも関わらず、大量の《島》に加えて《神秘の聖域》まで採用されている。更には、コストにUUUを要求する二種カウンター呪文の横に《至高の評決》の姿まで。

マナベースの概念というものは、果たしてどこに消えてしまったのか!

トータルで評価すると、《アーカムの天測儀》は《定業》よりも優れたカードであるといえるかもしれない。《血染めの月》のようなカードを価値のないものへと変貌させ、Pascal Maynardが考案したデッキ を代表とするようなアーティファクト主体のコンボデッキでは、これ一つで一役も二役もこなす、強力な武器となるのです。

こいつがいかに不健全なカードなのか、あなたにもよく分かってきたでしょう?

さて、続いてはパイオニア。

【死の国からの脱出】と【時を越えた探索】

ほとんど説明する必要すらないでしょう。遅かれ早かれ、いずれはこの2枚とサヨナラする日はやってくるのでしょうから。

確かに、直近の見通しだけを考えるならば他のカードに手を加えることで健全な状態を維持することは出来るでしょう。しかし、結局それはその場しのぎの応急処置にしか過ぎません。これから先、多くのカードが誕生していき、その都度この2枚は環境を恐怖のドン底へと陥れる危険性を孕んでいるのです。

フェッチランドの使えないパイオニアではそれほどの危険性はない?

冗談はよしてくれ。

《寓話の小道》だけでも既にこの状況だよ。

いずれ訪れるその時に備え、しっかりと覚悟を決めておいたほうがいい。

最後は、スタンダード。

まず大前提として、スタンダードから禁止カードが誕生する確率は非常に低いということを明言しておこう。とはいえ、仮に環境から姿を消したとしてもさして驚くことのないカードが2枚あることも事実だ。

【時を解す者、テフェリー】と【霊気の疾風】

スタンダードはこのプレインズウォーカーのために存在しているのかと言わんばかりに、《時を解す者、テフェリー》は様々なデッキで不動の地位を築きあげている。

マジックのルールを根底から捻じ曲げ、相手からの干渉を一切シャットダウン。高コストカードの存在を真っ向から否定し、時には《エンバレスの宝剣》を実質無効化。《エルズペス、死に打ち勝つ》という最高の相棒を見つけたことで、その支配力は見逃せないところまでやってきてしまったと考えることも出来る。

このどれもが相手にしていて楽しいことではありませんし、上位デッキにおける使用率は許容範囲を優に超えてしまったような気もします。

《霊気の疾風》も、環境の至るところで見かけるようになった1枚ですね。決して強すぎるカードというわけではありませんが、盤面のカード、プレイされたカード、そのどちらにも対応できる汎用性の高さは、同サイクルのカードたちの中でも頭一つ抜けた存在であるといえるでしょう。使い方によっては相手のドローを阻害することも出来ますし、自身の大切なパーマネントを守ることも可能です。

まあ、これが禁止されるようなことはないとは思いますが、環境の多様性に歯止めをかけている可能性があることについてはよく注視しておきましょう。

最後に。

もし、どれか一つのフォーマットのみで禁止を出すとするならば、最も可能性の高いのはモダン。そして《むかしむかし》でしょう。

このカードは明らかにオーバーパワーであると断言できますし、《トロンランド》と《原始のタイタン》戦略を有するデッキは、この恩恵を最大限に受けることでその数を爆発的に増やしています。フォーマットを一度健全な方向へと戻すためにも、《むかしむかし》の禁止とその後の経過観察は必要不可欠であるといえる。

さあ、WotCの出した結論はいったいどんな結果となるのか?

ともにXデーがやってくるのを待つことにしましょう。

(Translated by NIMAME) 原文はこちら

*今回は要点のみを抽出し、より読みやすく崩した形で記事に起こしています。そのため、原文とは一部表現が違っている箇所もございますので、そちらはあしからず。

ちなみに、個人的予想。

・スタンダード:変更なし

・パイオニア:時を超えた探索(禁止)

・モダン:むかしむかし(禁止)

・レガシー:死の国からの脱出(禁止)

さあ、月曜日の夜(深夜になるかな?)をドキドキしながら待つことにしましょう。

*MTG Diggingでは、随時ご要望をお待ちしております。 こんな題材が欲しい、この記事を翻訳して読みやすくして欲しいといった希望がありましたらお気軽にご相談下さい。      

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