【翻訳記事】Finally! My First Grand Prix Top 8, with Sultai Delver in Legacy-GPボローニャ回顧録 with Sultai Delver-

Legacy

BY ANDREA MENGUCCI / DECEMBER 3, 2019 原文はこちら

遂にこのときがやってきました。76回に渡るGPの参加を経て、私はとうとう念願だったTop8の座を射止めることに成功したのです!自宅から2時間で行ける場所での開催、大好きなフォーマットであるレガシーでの開催…これ以上の条件はなかなか見つからないでしょう!

過去、ニアミスでその座を逃したことに動揺することはありませんでした。このポジティブなマインドセットは、失敗から即座に次の行動へと移行するための力となります。私は、GPに参加出来ることをいつも嬉しく思っています。決してTop8のタイトルが欲しいだけではなく、MagicFestへ参加すること自体に幸せを感じているのです。友達と一緒に、自身が大好きなことをして楽しむ…そう、マジックをプレイして過ごす週末は最高です!

GPに参加している時はいつも、PTでプレーしている時よりも集中力が低く、事前の準備も出来ておらず、更には運も味方してくれていないのかもしれません。これら全てを統合した結果が、これまで参加した75回のGPでTop16へ進出できたのは3回のみ、Top8には一度も到達できなかったという成績に繋がっているのだと思います。

メインイベントには1,600名のプレーヤーが参加しており、そのうち12名は私の住む小さな町からの出場者です。彼らの大半は10年以上マジックをプレイしていますが、PTQやGPに参加した経験はありません。故郷であるSenigalliaにマジックのお店がオープンしたことは無いのですが、我々はいつも一緒にレガシーをプレイしています。今回、12名のプレーヤーの一人であるLorenzo Tassoneが今大会でTop4の成績を記録し、コミュニティーのレベルの高さを証明してくれました。このレベルの高い環境があるからこそ、私はレガシーを大好きでいられるのだと思います。

Bolognaでは、いままで参加したどのGPよりも多くのサインをし、より多くの写真を撮りました。私は、レガシーの動画ストリームを視聴してくれている人、または会場でプレイしているのを見て応援してくれる方々と、チャットや会話を通じて共有を行なうのが大好きです-皆に感謝しています!ヨーロッパで開催される全てのMagicFestに参加できるように最善を尽くしますが、残念ながらスケジュールの問題で実現には大きな壁が存在します。

さあ、マジックの話に戻りましょう。私は、何故Sultai Delverをプレイすることを選択したのでしょうか?《レンと6番》が禁止(悲しくて少し泣いた)された後、Sultai Delverを選択するのに至るまで、私は友人であるZen Takahashiと供に、MTGOのレガシーリーグで幾度かの試行錯誤を繰り返しました。そして、先週の日曜日に開催された4SeasonsTournamentsで17位(6-2)の成績を残したことで、テストは終了を迎えたのです。

《悪意の大梟》を中心としたミッドレンジ戦略を心から愛しているにも関わらず、私はパートナーに《秘密を掘り下げる者》を選択しました。その理由は、いまレガシーではコンボデッキが非常に優れた状況にあるためです。素早いクロックに加え、《目くらまし》や《不毛の大地》による妨害を駆使してそれらに対抗することが、大会を勝ち抜く上で重要であると判断しました。GrixisURではなくSultaiを選んだ理由が、サイドボード後によりミッドレンジに寄せた構築へとシフトすることで、ミラーマッチでの(特に後攻のとき)小さな優位を得る戦略が気に入ったからです。

私はDelverが最も人気を集めるデッキになると予想していたので、それに対して優位を取れる構築を好み、この75枚をプレイすることを決断しました。

広告

Sultai Delver

Andrea Mengucci – 8th, GP Bologna

Download

私がTop8、Zen Takashiが15位に入賞したことで、このリストには非常に満足しています。二人の戦績を合わせると、24-6という結果になりました。

Card Choices

Fatal Push

多くの人から、なぜMiraclesやコンボデッキが人気のあるフォーマットで条件付きの除去呪文を4枚も採用することに決めたのかと質問を受けました。DelverDeath&Taxesは最も人気を集めたデッキであり、それは初日も二日目も変わらないであろうと予想していました。

レガシーのデッキを構築するとき、私はいつも Delver のことを念頭に置いています。後攻でDelverに対抗するためには、沢山の土地(基本地形であれば尚良い)と沢山の軽量呪文が必要とされます。これこそ、レガシーの歴史上MiraclesDelverと熾烈なマッチアップを繰り広げてこられた理由であり、この大会でMarc Eric Vogtが優勝トロフィーを手にすることが出来た要因です。

Force of Negation

メインボードから採用されている2枚の《否定の力》も、よく疑問を投げかけられるポイントです。これは最もサイドアウトすることが多いカードですが、その反面、《虚空の杯》デッキに対して最も必要なカードでもあります。

これほど多くの《意志の力》たちが採用されたデッキであるならば、ピッチスペルとして利用出来る青いカードが完全に無駄になることはありません。また、《否定の力》は3マナになった《否認》でもあるため、ゲームが長期化した際には通常キャストでの活躍を十分に見込むことが出来ます。今週末、《否定の力》をプレイするためにピッチコストを支払うよりも、3マナを倒して唱えたことのほうが間違いなく多かったのですが、それは大会を通してコンボデッキとペアリングしたのがたった2回だけ、その上、そのどちらもスロータイプのコンボデッキだったという背景があります。

サイドボードを構築する時は、《秘密を掘り下げる者》をサイドアウトしてミッドレンジ戦略へと切り替えられるようにすることを意識しています。これは、特にミラーマッチで後攻となった際に重要となります。

そこで、《悪意の大梟》が役に立ちます。《悪意の大梟》は全てのマッチアップでサイドインする万能カードです。コンボに対しては《意志の力》のピッチコストとなる青いカードとして機能し、アグロに対しては《秘密を掘り下げる者》や《グルマグのアンコウ》と2対1交換が出来る素晴らしい働きを見せてくれます。また、《タルモゴイフ》のサイズを2枚の《稲妻》でも落ちないスタッツ (6/7)に上げるためのカードタイプ(アーティファクト)としても役に立ちます(これは割りと頻繁に発生するパターンです)。

「全てのマッチアップでサイドインするならば、何故メインボードに採用しないのか?」と、いう質問が上がるかとは思いますが、《悪意の大梟》はあくまで様々なサイドボードプランを組み合わせるための接着材的な役割であるということを理解して下さい。

このパッケージにはそんなに自信がありません。このテクニックはB / G Depthsが数を増やしたのに合わせて広まっていき、私もその流行に乗っかりました。ReanimatorDredgeに対する《輪作》+《ボジューカの沼》の組み合わせは非常に強力であり、これにはテスト段階から大きな手応えを感じていました。《カラカス》は、通常ドローで手にする場合も《スレイベンの守護者、サリア》や《実物提示教育》に対して有効に働きますので、例え《輪作》をカットすることになったとしても、デッキから抜くことは出来ないでしょう。

もし私のサイドボードガイドをお探しの方は、今週末頃にUPする予定の後編をお見逃しなく!

(Translated by NIMAME)

*MTG Diggingでは、随時ご要望をお待ちしております。 こんな題材が欲しい、この記事を翻訳して読みやすくして欲しいといった希望がありましたらお気軽にご相談下さい。      

コメント

タイトルとURLをコピーしました