Weekly DECK Focus#2-咲き乱れる睡蓮の原野etc.-

憂鬱な週の始まりに、一筋の光を-

皆さん、こんにちは。

Digging編集部のNIMAMEです。

今週もこの時がやってまいりましたね。『ブルーマンデー』とも呼ばれる、週末の後の大敵が。

“その憂鬱、MTGプレーヤーならMTGで解消すれば良いじゃない!”

そんなコンセプトを抱え、筆者が拾ってきた魅力溢れるデッキリストの数々で「週明けを晴れ晴れしい気持ちで迎えようぜ」というこのコーナー。

今週も、素敵な面々が顔を揃えております。

-それでは、第2回 Weekly DECK Focus

それぞれのフォーマットで、気になったデッキを紹介していきましょう。

5cアリストクラッツ by Hiroshima Hajime

晴れる屋福岡店 FNMスタンダード,(3-0)

Download

「猫釜コンボ」と「Firesデッキ」。現環境スタンダードは、この二つが突出した存在として君臨してます。

どっちも強くて甲乙付け難い。それならいっそのこと、「どっちも使えば良いじゃない。」どうせなら、「オマケで強カードも追加しちゃえば良いじゃない。」と、常人では辿り着くことの出来ない境地にまで到達したのがこのデッキ。

ラーメン○朗もビックリのマシマシ感です。

とにかく、スタンダードで想像出来得る限りの強力なカードをぶち込んだ組み合わせたこのデッキ。かなりワンパクなマナ要求となっていますが、それを支えているのが《金のガチョウ》と《楽園のドルイド》のゴールデンコンビ、そして《寓話の小道》による橋渡り的な疑似5色マナベースとなっております。

もちろん、キーカードの一つである《創案の火》さえ通ってしまえば色マナのことは関係なくなるため、概ね理に叶った構築であるとも言えるでしょうか。

このデッキの初出は、どうやらこちらZviさんの模様。

一体、どんな脳構造をしていればここまで振り切った発想に至れるのか?一度、鬼才だけを集めた大会でも開いてみて欲しいものですね。

このデッキ、一度回りだしさえすれば敵は無し!マスカン級のカードを連発する爽快感はヤミツキになること間違いなし!ですので、あなたも是非一度スタンダードの贅の限りを味わってみては如何でしょうか?

Simic Twiddle Field by Darkiundsa

Pioneer PTQ #12033251, (6-2)

Download

世界って、本当に広いですよね。眠れる鬼才がまだまだ息を潜めています。

パッと見、全容がわかりづらいこのデッキ。都合良く回った際には3ターンKillも可能という、パイオニアにおいて他を圧倒する爆発力を秘めています。

https://twitter.com/OscarChrMTG/status/1200893880931115010?s=20

デッキが目指すところは、兎にも角にも《睡蓮の原野》の設置。《むかしむかし》と《森の占術》を交えた、実質12枚体制でコンボの達成を狙っていきます。

《睡蓮の原野》設置後は、ひたすらアンタップスペルを連打して大量のマナを生産→《時を越えた探索》や《熟読》によってキーカードを収集し、《全知》設置→その後、《願いのフェイ》から《無限への突入》によって勝利を掴むといった流れです。

「無限への突入」の画像検索結果

アンタップスペルの中でも、《熟読》はこのデッキのために生まれてきたのではないかというほどの適合ぶり。仮に《睡蓮の原野》 が2枚並んでいれば、ドローを進めながらのマナ加速。これ1枚でも、墓地を肥やしながら土地を起こすことで《時を越えた探索》のキャストを補助するという、正に八面六臂の大活躍。プレイされた瞬間にゲームの敗北を覚悟するほどのスーパーカードです。

結果が出たことでネタバレされ、これからは立ち位置が少し厳しくなっていく可能性も考えられます。しかし、デッキ自体がまだまだ発展途上。これから更なる進化を遂げて行ってくれることが期待出来ます

やはり、発足したばかりのフォーマット。未だ見ぬ驚きのデッキが登場することを心待ちにしておきましょう。

ネオブランド/WUBRG by__matsugan

Modern Challenge #12028096, (5-2)

Download

日本を代表する“鬼才”といえば、やはりこの人。我らが『まつがん』が、またも世界にその名を知らしめました。

デッキの基本構成は、一時期大きな注目を集めた「ネオブランド」

《アロサウルス乗り》を《新生化》、もしくは《異界の進化》の代償とすることで、《グリセルブランド》を高速で光臨。《滋養の群れ》のライフゲインによるバックアップを受けながら、7枚ドロー能力によって《研究室の偏執狂》によるフィニッシュを目指すデッキです。

最速で1ターンKillも可能なこのデッキ。

一時期は、”MTGではない何か”とまで揶揄されていたこともありますね。

驚くべきはその構成。他では見かけることのないカード達が、多数1枚差しで採用されているのが見受けられます。ここに至るまでに、一体どれほどの「トライ・アンド・エラー」を繰り返してきたのか…。想像するだけで恐ろしいものです。

《秋の際/Edge of Autumn》[FUT] 緑C

個人的にビックリしたのが、『まつがん』さんのインビテーショナルカードとまで噂された《むかしむかし》の姿が1枚も見当たらないこと。やはり、初手以外ではあまりにも遅すぎることが要因なのでしょうか?ここら辺、またご本人がデッキガイドを上げてくださるのを心待ちにしたいところ。もしデッキに興味を持った方は、以前執筆されていたnote(有料)を拝読してみるのも良いかと思います。

是非、これからも渾身の作品を築き上げてくれることに期待しましょう!

忍者 by Saitou Syujirou

晴れる屋札幌店《目くらまし》争奪レガシー ,Top8

Download

近年様々なデッキが進化を遂げているレガシーですが、このデッキもその例に漏れず着々と成長を果たしています。

特に大きな転機となったのが、「統率者2018」の発売。そこで誕生した 《虎の影、百合子》 は、それまでファンデッキの域を超えないと思われていた「忍者」を一躍構築レベルにまで押し上げたのです

《虎の影、百合子/Yuriko, the Tiger's Shadow》[C18] 金R

以前まで構築級の「忍術」持ちクリーチャーといえば、せいぜい名前が上がるのは《深き刻の忍者》くらい。正直、よほどの思い入れでもない限りは他のデッキを使ったほうが賢明であるというのが通説となっていました。

しかし、彼女の登場によってそれは瞬く間に変容します。その能力は一度機能し始めれば驚くべき量のアドバンテージとクロックを生み出し、それによって「忍者」はメタゲームの上位デッキとも十分に肩を並べられるだけのポテンシャルを手に入れたのです!

モダンホライゾンの登場もデッキを後押し。新顔の《変わり身ののけ者》に加え、《巧妙な潜入者》は純粋に《深き刻の忍者》の上位互換であると言えるでしょう。

《虎の影、百合子》 を駆使することで、《渦巻く知識》や《思案》といったレガシーを代表するカードの力をいかんなく発揮するこのデッキ。

《秘密を掘り下げる者》デッキに次ぐ、レガシーの青いビートダウンの定番となる日も近いのかもしれません

終わりに

いかがだっただでしょうか。

週明けの憂鬱を晴らす、素敵なデッキには巡り会えましたか?

人々を魅了させるデッキリストの数々は、まるで魔法のような光を放っています。

次に、その光を作り出すのはあなたの番かもしれませんよ。

それでは皆様、また次の記事でお会いしましょう。

Enjoy MAGIC!!!!!

- 伊藤敦(まつがん) さんに最大限のリスペクトを込めて―

(Written by NIMAME)

*MTG Diggingでは、随時ご要望をお待ちしております。 こんな題材が欲しい、この記事を翻訳して読みやすくして欲しいといった希望がありましたらお気軽にご相談下さい。