Weekly DECK Focus#5-Simple is Strong他.-

Legacy

-憂鬱な週の始まりに、素敵なデッキの数々を-

 

皆さん、こんにちは。

Digging編集部のNIMAMEです。

 

今週もこの時がやってきました。 『ブルーマンデー』とも呼ばれる、週末の後の大敵が。  

 

“その憂鬱、MTGプレーヤーならMTGで解消すれば良いじゃない!”  

 

そんなコンセプトを持ち、筆者が拾ってきた魅力溢れるデッキリストの数々で「週明けを晴れ晴れしい気持ちで迎えようぜ」というこのコーナー。

 

今週も、素敵な面々が顔を揃えております。

 

それでは、第5回 –Weekly DECK Focus

それぞれのフォーマットで、気になったデッキを紹介していきましょう。

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緑単 by Soga Yuuta

静岡ビギワン!スタンダード ,(Champion)

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先頭バッターは、晴れる屋さんが開催しているビギナー向けイベント『ビギワン』からの紹介。20枚の《森》と4枚の《ギャレンブリグ城》のシンプルなマナベースから成る、真っ直ぐなMono-Green Stompyです。

構成もシンプルならば、戦略もシンプル。マナカーブ通りに脅威を展開し、相手に息つく暇を与えないままに蹂躙してしまいましょう!

 

優秀なスタッツを誇るクリーチャー達を支えるのが、緑を代表する二大プレインズウォーカー《世界を揺るがす者、ニッサ》と《アーク弓のレインジャー、ビビアン》。真っ直ぐな戦略に、柔軟さと嫌らしさを追加してくれています。
脇に添えられた《グレートヘンジ》も含め、単純に除去を追加するだけではこのデッキを止めることは出来ません。
 
 
《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》[RNA] 金R

少し気になるのが、サイドボードに控えている《ハイドロイド混成体》の存在。デッキのどこを見渡しても青マナの供給源が《楽園のドルイド》しか見当たらず、運用するのは厳しい印象。どうしても使用したい場合は、同じくサイドボードに採用している《豆の木の巨人》に合わせ、《島》を1枚でも忍ばせておくのが吉となるでしょう。

 

《攻撃的なマンモス》を始め、なかなか活躍の機会に恵まれないカードが数多く顔を並べており、見ている側も非常に嬉しい気持ちになるこのデッキ。是非、製作者の方にはこれからもマジックを目一杯楽しみ、素敵なデッキを沢山生み出していってくれることを期待したいですね。

 

エルドラージランプ by _Shatun_

Pioneer Preliminary – #12044998 , (5-0)

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お次はMagic Online上で新たに始まったイベント、『Preliminary』からの一作。

こちらも非常にシンプルな構成となっており、1ターン目からマナ加速を企てることで、高スタッツ高コストの無色カード達を高速で叩きつけることをゲームの目標に設定しております。

 

《見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Gods》[BFZ] 土地R

その根幹を支えているのが、『戦乱のゼンディカー』で登場した《見捨てられた神々の神殿》。土地が7枚揃っている状態であれば、これ一枚から2マナを捻出することが可能となり、《絶え間ない飢餓、ウラモグ》や《精霊竜、ウギン》といったゲームを決定付けるカードをワンテンポ早く展開することが可能となります。

 

デッキが理想とする展開は、《樹上の草食獣》→《ニッサの巡礼》→《約束の刻》という流れ。ブン回った時は4ターン目に《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を展開することも可能であり、それに成功すれば、どんな不利な相手からでも勝利をつかみ取ることが出来るのがこのデッキの強みです。

 

ミッドレンジ相手には《絶え間ない飢餓、ウラモグ》、アグロ相手には《精霊竜、ウギン》。相手のデッキがわかった状態であれば、この二点を意識して初手の判断からゲーム展開を想像していくのが勝利への鍵となります。

 

今後の展望としては、他に色を足すことで一定のデッキに対する強みを増すことも検討して良いのではないかと考えています。カウンターの青、ハンデスの黒などが候補となりますが、個人的なお勧めは《コジレックの帰還》が使用できる赤のタッチです。

《コジレックの帰還/Kozilek's Return》[OGW] 赤R

いくら《精霊竜、ウギン》による大逆転が見込めるとは言え、やはりアグロはこのデッキが苦手とするところ。毎回ブン周りを実現するのも都合が良すぎる話ではありますので、デッキの方向性とも併せてのこちらがお勧め。なんだかんだ、マナベースにも凄い余裕があるという訳ではありませんからね。入替える候補としては、強さにブレがあり、《ウギンの聖域》のトリガーにもならない《忘却撒き》が挙げられるでしょう。

mono green stomp by Luman Takuto

晴れる屋TC 平日モダン17時の部, (3-0)

 

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最近のクリーチャーカードのパワーインフレには目を見張るものがありますね。

紹介するこちらのデッキに採用されたクリーチャーの多くは、ほとんどが近年のスタンダード環境で活躍を見せたカードばかり。その証明とするように、《地壊し》、《呪詛呑み》、《絡み根の霊》を除く全てのクリーチャーは、現在パイオニアでも使用可能なカードのみで埋め尽くされています。

 

《鉄葉のチャンピオン/Steel Leaf Champion》[DOM] 緑R

並み居る高スタッツカードの中でも一際ず抜けたカードパワーを誇っているのが、こちら《鉄葉のチャンピオン》。マナクリーチャーからの2ターン目《鉄葉のチャンピオン》という動きは、フォーマット問わず緑のビートダウン鉄板の動きであるといっても過言ではない強力さです。本来は欠点となるはずのトリプルシンボルに関しても、このデッキならば《ハイドラの血》の信心シナジーに強力に作用します。正に、デッキの根幹を支えるカードであると言えるでしょう。

 

《ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ/Yorvo, Lord of Garenbrig》[ELD] 緑R

《ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ》は、スタンダードでも姿を見かけることが少ない珍しいカードです。伝説ということもあり採用は一枚に抑えられていますが、その役割は概ね《鉄葉のチャンピオン》の5枚目といったところでしょうか。後続する緑のクリーチャーの数だけサイズが大きくなるため、もしかするとスタンダードよりも、低コストクリーチャーが多い下環境の方が強く運用出来るのかもしれません。

 

今回紹介しているデッキの多くに共通して言えることですが、デッキを構築する際どうしても足し算ばかりを考えてしまう中、無駄をそぎ落とした上手な引き算を施したデッキというのも非常に美しいものです。

シンプルゆえ強力。シンプルゆえ個性的。マジックの世界にも、ミニマリズムの流れがやってくるかもしれません。

ジェスカイ双子 by Nagahashi Rei

大阪デイリーイベント 20時の部, (3-0)

 

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最後、レガシーからはこちら。

上記3つが引き算を施したデッキであるのに対し、最後に紹介するのは足し算が施されたデッキです。青赤二色が一般的であった『欠片の双子デッキ』に、こちらは白を足すことによって本来持ちえなかったはずの柔軟性を手にしています。

 

白を足す一番のメリットとなるのが、この二枚。《剣を鋤に》と《時を解す者、テフェリー》の存在です。

《時を解す者、テフェリー》の常在型能力によってコンボの成功率は格段と高くなり、《剣を鋤に》によって今まで対処の出来なかった《タルモゴイフ》や《マリット・レイジ》に対抗することが可能となっています。エンチャントに触れることができるようになった点も見逃せない加点要素ですね。

 

《アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe》[MH1] 茶C

もちろん、色を足すことによって事故の可能性が増えるデメリットが生じるはずなのですが、その問題にはこの一枚。“禁止候補筆頭”と名高い、「ビー玉」こと《アーカムの天測儀》が、このデッキにも当たり前のように採用されています。

《アーカムの天測儀》の存在により《血染めの月》の有用性が著しく失われているため、このデッキが青赤で在り続けるメリットはほとんど失われていると考えられます。正に、環境を変えた一枚と言っても過言ではないパワーカードでしょう。

 

デッキリスト全体を通し、青い中速デッキに対するガードの高さが見て取れます。特にサイドボードに採用された《目覚めた猛火、チャンドラ》は強力な一枚であり、流行りの『奇跡デッキ』などにはこれ一枚で勝利することが可能です。プレインズウォーカーを対処しようものならば、その隙にコンボを敢行。コンボを警戒するならば、プレインズウォーカーによって優位を確立。対面する相手にとってはやり辛くて仕方がないデッキですね。

 

モダンで禁止となったカードが活躍する姿を見るのは非常に嬉しく思います。レガシーというフォーマットの懐の深さは素晴らしいものですね。

個人的には、《出産の殻》が再び躍動するところも見てみたいものであります!

 

終わりに

いかがだっただでしょうか。
週明けの憂鬱を晴らす、素敵なデッキには巡り会えましたか?  
 
人々を魅了させるデッキリストの数々は、まるで魔法のような光を放っています。
 
次に、その光を作り出すのはあなたの番かもしれません。
それでは皆様、また次の記事でお会いしましょう。
 
Enjoy MAGIC!!!!!
(Written by NIMAME)
 
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