どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。
ミシックインビテーショナル白熱してますね。日本人からは行広さんがTOP8に入賞されました。行広さんは個人的にすごく好きなプレイヤーなので嬉しく、引き続き応援していきます。
それとミシックインビテーショナルが終盤ということはヒストリックのシーズンももう終わりということで。まあ、俺はミシックインビテーショナルには余裕で出れないので、元々関係ないといえば関係ないのですが、やはりプロの方々が盛り上げてくれるとそっちも気になってしまいます。
ということで、本日はしばらく続いたヒストリックシーズン最後のデッキです。
スゥルタイミッドレンジです。
このリストは熊谷陸さんのリストを模倣したもので、恐らく75枚完コピだと思われるのですが、放送上で土地が見切れてて確認できなかったため、土地のみもしかすると違いがあるかもしれません。
ミシックインビテーショナルはリスト公開制の大会なので、1枚刺しのカードが多くとられています。ランクマで使うならこの点は別に必要なく、いじって良いかと思いもしたのですが、そのままでも結構強かったのでそのままご紹介します。
このデッキを選択する理由
多分、環境内でほとんどのデッキに対して戦えるニュートラルさが特徴だと思います。ゴブリンのようにドカンと爆発力があるデッキではないですが、器用に色んなデッキ、色んな戦略に理不尽に引かれることは少なめです。
あとはなんと言っても《思考囲い》がガッツリ使えるのは楽しいですね。他にもパワーカード盛り沢山夢詰まってます。
カード選択について
《思考囲い》
このデッキをデッキたらしめているカード。最高峰のハンデスであり、喜びの象徴です。これで相手の有効札を落としたり、場合によっては相手に空白のターンをもたらし、1マナのタイムワープのようになることも。
《アズカンタの探索》
青が絡むデッキだとかなりの採用率を誇るアドバンテージカードです。序盤後半隙なく役に立つため非常に頼もしいカードで、使っていてこれはもう1枚くらい採用して良さそうだと思うカード筆頭です。やっぱ土地は偉大ですね。
《取り除き》
《無情な行動》と共に黒の除去の看板となっているカード。それぞれの役割が明確で特に《取り除き》はミラーマッチで強く、《ハイドロイド混成体》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》《覆いを割く者、ナーセット》あたりをスマートに対処できます。なんだかんだカバーリングできる範囲が大きく優秀なカードです。
《衰滅》
《自然の怒りのタイタン、ウーロ》
説明不要のパワーカードで、どのフォーマットでも活躍中です。もちろんヒストリックでも。これ以外の勝ち手段はあくまでこのカードの補足で存在しているにすぎないっす。本当強いカードで使うのも楽しいんですが、さすがにちょっと飽きてきたってのが本音です。
ちょっとしたコツ・注意点
マナフラッドをケアする
採用されているランドが28枚と非常に多いので、マナフラッドには注意しましょう。具体的にはマリガンとサイクリングランドの運用を気をつけるべきです。サイクリングランドは全てタップインなので、早めに処理しておきたいですが、マナフラッドが考えられる場合は中盤までサイクリング用に取っておくことも考えましょう。
長老ガーガロスの運用
ミシックインビテーショナルでも《長老ガーガロス》が活躍する場面が目立ちました。案外ミラーマッチでも《無情な行動》がサイドアウトされていると対処が難しく、延々とアドバンテージを取られボコボコにするという展開もあり、アグロデッキだけにではなく、追加の勝ち手段としても優秀でした。サイドイン・アウトに悩んだ時には《長老ガーガロス》を強く使えるのか一度考えてみましょう。
最後に
本日もこのあとミシックインビテーショナルの配信がありますが、Seth Manfieldがスゥルタイミッドレンジを使用しているので、注目したいですね(リストは全然違いますが)。また、行広さんの《上流階級のゴブリン、マクサス》がどれだけ爆発するかも見所です。
ということで、間も無く終わってしまうヒストリックシーズン、その最後を楽しみましょう。
それでは、ありがとうございました。またね。
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