今週末はこのデッキと心中しないか #59 シミックランプ

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HistoricUs_Apart今週末はこのデッキと心中しないか
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どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。

先週は自分の都合で急遽お休みをもらいました。すいません。

 

理由は週末にかけてメンバー及び仲良しさん達と旅行に行っていたから、ではなく、それまでに俺が記事をあげられるくらいにアリーナをプレイしておらず、記事を執筆していなかったためです。

 

要するにサボりでした。ごめんなさいね。サボったお詫びというわけではありませんが、近日中にうらめ君がその旅行の模様をアップしてくれる予定です。神津島という伊豆諸島の一つに行ってきまして、海も綺麗だし、都心では味わえない体験がいくつかできました。楽しい映像になると思います。少なくとも俺は楽しく過ごしてきました。そちらもぜひお楽しみに。

 

ということで、マジックの話ですが、最近はヒストリックが楽しくてそればかり遊んでおり、新弾が出るまではそのようにいこうかな、と思ってます。

 

では、今週のデッキがこちら

シミックランプです。

インポートリストはこちら

このデッキを選択する利点

見た通りのシンプルなデッキで、やることも明確。マナを伸ばしてデカブツを叩きつける。それだけです。

 

それゆえ、得意・不得意も明確に分かれるデッキでして、得意なマッチアップはランプ系などの受け身なデッキ、もしくはミッドレンジのような速度感はそこまで変わらないが、出てくる驚異がこのデッキより小ぶりなデッキ。

 

苦手なマッチアップは速度に優先度を振っているデッキ全般です。ヒストリックはサクリファイス系やミッドレンジが多く、早いデッキがそこまで多くもないのは救いですね。

 

バントやスゥルタイといった3色目の選択肢はなかったのか、というとそれはないです。なぜなら、このデッキは《耕作》を強く使いたかったからという思惑があるからです。

 

環境には《神の怒り》《絶滅の契機》《精霊龍、ウギン》をはじめとした全体除去がそれなりの数いるため、マナ加速にクリーチャーを多様するのは得策ではないと考えました。なので、(《ラノワールのエルフ》だけは1マナから恒久的にマナ加速できるので例外とし)《探検》《成長のらせん》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》というランドを展開するタイプのマナ加速を優先して採用しています。

 

ですが、これらのカード達は手札に土地がないとマナ加速をしないという特性を持っています。そこで白羽の矢が立ったのが《耕作》君です。こいつはアドも取れてるので、マリガンにも多少強く、デッキにぴったりのカードです。

 

《耕作》は3色デッキにしてしまうと基本地形のカウントが少なくなり、2〜3枚目で空振りする確率が出てくるので、2色デッキにして基本地形をガッツリ18枚採用しています。ちなみに18枚基本地形が入っていても4発撃つと最後の1発は空ぶったりします。さっきも最後の1発はランドを1枚しか引っ張れませんでした。

 

つまり、何が言いたいかというと、3色デッキで《耕作》を4枚活用するのは難しいということです。そして《耕作》がないと、マナ加速に多くのクリーチャーを用いるか、それともマナ加速の速度を落とすかいずれかの選択を迫られます。相手の対処の難しいマナ加速を高速で行うなら2色デッキまでに色を絞る必要があるんです。

カード選択について

《伝承の収集者、タミヨウ》

《伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales》[WAR] 金R

《ムル・ダヤの巫女》との競合枠でしたが、《伝承の収集者、タミヨウ》に軍配が上がりました。このデッキにおいては明確に《伝承の収集者、タミヨウ》の方が優れています。《ムル・ダヤの巫女》はマナ加速としては重いし、遅い上、出したところでそのターンに追加の土地がおけるかが不明確です。

 

最悪、ただの4マナ2/2でライブラリートップを公開するデメリット付きとなります。このデッキは前述した通り、すでに相手が対処しづらい土地を伸ばすというマナ加速を十分な速度で実現しています。これが更に安定して速度が増すのなら話は別ですが、《ムル・ダヤの巫女》レベルのマナ加速は不要です。

 

対して、《伝承の収集者、タミヨウ》はマナ加速から最速で出ると非常に対処が厄介な上、マナ加速以降の驚異を引っ張ってくる役割と《自然の怒りのタイタン、ウーロ》の脱出を手助けもしますし、常在型能力でハンデスを抑えられたりするのもいいっすね。

《ハイドロイド混成体》

《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》[RNA] 金R

緑単色でなく、シミックにする理由の一つで、基本的にドローソースとして使います。クリーチャーはおまけのように使って、次の驚異までの時間作りになることが多いです。

 

時折、カウンターデッキ相手には非常に強いクロックになることはあれど、基本線は《精霊龍、ウギン》を狙います。《精霊龍、ウギン》が刺さらないデッキは比較的《ハイドロイド混成体》が刺さる場合が多く、割とうまくバランスが取れるので、総合力で3枚採用。別に4枚はいらないかな。

《絶え間ない飢餓、ウラモグ》

《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》[BFZ] 無R非常に強いフィニッシャーですし、面で処理できる《精霊龍、ウギン》と対をなして点で盤面を制せれるのがデカいのですが、1枚でいいかな。やっぱり中々出ないですもん。出る前に勝負が決まるか、マナが伸びずに出ないかのどちらかがほとんどです。だけどないと困ることが多いので、1枚。で、こいつを欲しい時に引っ張れる可能性がある《伝承の収集者、タミヨウ》があるので、1枚で十分って考えす。

《軽蔑的な一撃》

《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》[GRN] 青C

青を入れてる理由にサイドにカウンターが取れるって点があります。では、どのカウンターを選択するのかってところなんですが、俺は《軽蔑的な一撃》を推します。青緑系のデッキとのミラーマッチはデカイアクションを通した方が勝つのでこの環境ならこれかな、と思いますし、コントロールデッキも《ドミナリアの英雄、テフェリー》や《龍神、ニコル・ボーラス》などのアクションを通してから優位を固める動きです。

 

なので、勝負が決するまではギリギリのところで耐えて、大きなアクションで捲る、というゲームプランをこのカードによって狙います。

ちょっとしたコツ・注意点

ないかな。強いて言えば、ちゃんと強気にマリガンしましょう。2マナ以下のマナ加速がハンドにないなら基本はスタートせず、ダブルマリガンまではしっかりして良いと思います。つながれば《精霊龍、ウギン》が1:5交換とか平気で取ってくれるので。

最後に

スタンダードでも比較的活躍したタイプのデッキなので、ヒストリックバージョンになったこのデッキでドカンバコンやっちまいましょう。爽快感あって楽しいですよ。

 

それでは、ありがとうございました。またね。

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