今週末はこのデッキと心中しないか #77 赤単

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StandardUs_Apart今週末はこのデッキと心中しないか
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どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。

 

カルドハイムのプレビューがどんどん進行していく今日この頃ですが、どうでしょう、楽しんでいますでしょーか。氷雪メカニズムや以前と違うタイプの両面カードなどあって楽しそうなセットですね。ただ、楽しそうなセットではありますが、最近毎度恒例となりつつあるパワーカードというか、禁止カード問題はどうなっちゃうんでしょうか。

 

下の環境も視野に入れると、禁止カードが出ないセットの方が少ない昨今なので、スタンダードであるかどうかはともかく、どこかしらのフォーマットがまた一度壊れることは視野に入れておいた方が良いような気がします。スクラップアンドビルド、個人的には大いに歓迎です。

 

ということで自分はQualifier Weekendには参加できていなかったため、今週はスタンダードのデッキをご紹介します。

赤単です。

インポートリストはこちら。

 

こちらのリストは先日アリーナのランクマッチでMythic#1 を取ったリストだそうで、完コピさせていただきました。

このデッキを選択する利点

最近はグルール殺すマンデッキとそれに強いディミーアに強いデッキなため、アンチグルールデッキ及び、ディミーアローグが多いメタなら立ち位置が良いです。ただ、強デッキであるグルールには微不利なので、メタ次第では使いにくいデッキですが、メタの穴をついた良いデッキと言えるんじゃないでしょうかね。

 

個人的には普通の赤単より、重たい構成でミドルレンジでも戦えるのが使っていて面白いと感じる点です。重たいとはいえ、赤単なので結構速度もあるので、ラダーをストレス少なく回せるのも嬉しい点です。最近、《グレートヘンジ》デッキとそれを対策した激重デッキが多いので、だらだらしない展開が多いこのデッキは楽しいです。

カード選択について

《灰のフェニックス》

堅実にダメージを稼いでくれる上に、除去耐性があり重たいデッキに強く、脱出能力があるためディミーアローグに強く出れるのが特徴で、その反面、グルールに弱いこのカードはこのデッキの象徴的なカードといえます。

 

ゲームがグダグダした際、残りの数点をダメ押ししてくれる可能性が高く、役割が明確です。メインサイドで合計4枚採用するのがオススメです。

《アクームのヘルハウンド》

貴重な1マナクロックとして3枚投入しています。使用感は「思ったより強い」といった感じで結構序盤から2点クロックとして活躍してくれます。1枚入っている《寓話の小道》はこのカードの上陸誘発のためであり、このカードが場に出た場合のみ、上陸が2回誘発させることができます。チャンスがあったら勿体ぶらずに使っていきましょう。

《朱地洞の族長、トーブラン》

個人的にはこのカードが2枚の採用というのは良い構築だな、と思っています。《朱地洞の族長、トーブラン》に依存せずに手札にダブつくリスクをしっかりケアして2枚採用。他のカード達がミドルレンジよりに構成されているのため、これが場に定着せずとも勝てる構成なので、こいつに依存しない構築となっています。

 

逆を言えば《朱地洞の族長、トーブラン》に寄せた構成を取っていないんですが、シナジーを特に気にせずともこのカードは強いんだと再認識しました。

《鍛冶で鍛えられたアナックス》

速さも備えつつ、ミッドレンジとしても戦えるこの絶妙な構成を支えるカードです。信心もそこそこ貯まる上、他のクリーチャーの対処があって、生き残りやすさも程々にあり、除去耐性もあるので、とにかく器用で強いカードです。

 

おなじみ《エンバレスの宝剣》と並ぶとワンショットキルレベルの打点が出るので、狙える盤面は積極的に狙っていきましょう。

ちょっとしたコツ・注意点

従来の赤単と比較すると少し重い構成を取っていますが、そうは言っても赤単は赤単、なるべく早い動きを心がけましょう。特に《グレートヘンジ》系デッキには中長期戦で不利がつくので、さっさと殴り切りましょう。

 

反対に全体除去を積むようなボードコン相手にはじりじり確実にダメージを稼ぎつついやらしく攻めれるので、相手の出方次第で自分のゲームプランを決めて闘いましょう。もちろん手札次第ではそんな選択権はなかったりしますが、結構色んな攻め手があってプレイヤーの腕が出る構成だと思います。

最後に

環境末期になり、早くカルドハイムがリリースされて欲しい今日この頃ですが、ま、気長に待つことにしましょう。こんなご時世なので発売延期とかにならないことを祈ります。

 

それでは、ありがとうございました。またね。

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