どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。
昨年はお世話になりました。皆さん本年もよろしくお願いします。
年末年始は比較的ゆっくり過ごしつつ、MTGも割と楽しむことができました。久々に仲間内で紙のマジックをしましたが、紙に触って対面で人とやるマジックはやっぱり楽しいすね。
実物に触れながら、友人と談笑しながらやるマジックは大会ともオンラインとも違い、独自の楽しさがあるものの、少人数で対戦をすると多様性にかける上、競技性やハラハラ感といったのが足りなくなってしまうのもなんともなぁと感じるところで、これまた年末年始にやっていた麻雀くらい仲良く楽しくやっても緊張感があるゲームができたら面白いな、と感じていました。
ま、とはいえ、これはこれで原風景だなと。
アリーナの方は長きに渡るヒストリックシーズンが終わり、再度闘いの場はスタンダードへ。ただ、カルドハイムがリリースするまでは環境は特に代わり映えするわけでもなく、グルール、ディミーアの二強を追うように緑単、ラクドス、ティムールなど、見覚えのあるアーキタイプが並びます。
ということで、今回はラダー用のデッキをご紹介します。
グルールアドベンチャーです。
こちらの構成はtier1であるグルール同型を睨み、かつグルールキラーである緑単を睨んだ構成となっており、反対にそれ以外には少しガードを下げてしまう構成ですが、それはサイドボードでカバーリングを狙っています。
このデッキを選択する利点
もはや、この環境では答えが出ているようにグルールは最強デッキの一角です。グルールだけを対策するのなら簡単ですが、そうでなく、満遍なく色んなデッキと戦うのであれば、これがベストな選択肢といって差し支えないでしょう。
ただ、環境に多いデッキなため、極度にメタられる傾向があり、緑単などのデッキがあるようにグルールだけは殺すマンが多いのも事実です。というか、このデッキもその括りです。グルールに強いグルールであり、緑単にも強く出られる構成になっています。
カード選択について
《オークヘイムの敵対者》
カルドハイム発売までは環境を開拓する意味はもうなさそうだな、と思い、環境に圧倒的に多い緑全般をメタった構成にしています。元々グルールの《恋煩いの野獣》と《砕骨の巨人》の両方に勝てない《探索する獣》を解雇し、他のカードはないかと探していたおり、ランクマでこのカードと相対し、採用しました。
このカードをメイン・サイドで合計4枚採用すると緑単に対して有利がつくようになる上に、ついでにグルールにも強くなります。《エンバレスの宝剣》によって二段攻撃を得ると戦闘無敵生物となる上に、ドローも安定して2枚できるようになります。
後述の《アクロス戦争》と役割は似ていますが、各種置物破壊に引っかからない上に、2マナで出せる生物なのに《砕骨の巨人》のショック効果で死なないのは強いです。
《アクロス戦争》
これも同型メタカードで、《オークヘイムの敵対者》と似た採用理由です。ただ、こちらの方が汎用性がわずかに高いため、優先してメインボードに採用しています。グルールアドベンチャーの弱点は4マナ域が《探索する獣》以外弱い上に、その虎の子の《探索する獣》もメタ次第で弱いカードになってしまうことです。カルドハイムで新カードが来るまでは4マナ域に悩まされることになるでしょうが、今のメタならこの構成で良いように感じています。
《エンバレスの宝剣》
ご存知の通りこのカードは多少不利な盤面でも一気にまくり返す力があります。そして、グルールミラーですと、アド勝負に縺れるか、《エンバレスの宝剣》を出したもん勝ちか、の2パターンの展開にわかれます。なので、あんまり枚数を減らしたくないカードですね。
《怪物の代言者、ビビアン》
ミラーマッチのキーカードである《エンバレスの宝剣》《グレートヘンジ》《アクロス戦争》は軒並み置物破壊に引っかかります。なので、それをケアできるアド源として《怪物の代言者、ビビアン》は貴重です。とはいえ、かなり場面を選ぶカードでもありますので、2枚くらいで十分でしょう。ミラー以外のマッチアップでも長期戦に強いのは魅力です。
ちょっとしたコツ・注意点
ヒストリックばかりやっていたせいで、キープ基準が随分緩くなってしまったのですが、基本このデッキはマナベースが脆いです。《髑髏砕きの一撃》《カザンドゥのマンモス》のおかげで土地の枚数のカウントは十分な反面、二色土地がゴリゴリにしょぼいので、タップインするわ、色は出ねぇわで、かなり渋いです。
ただ、これがケアできず、どうにもならん点がしょうもないので、それを含めてくじを楽しむ感覚を持つと我々の正気が保たれて良いかもしれません。
最後に
つーわけでラダー用のデッキの紹介でした。勝っても負けてもあまり気にせず、数を回すことが重要なデッキなので、楽しんで使ってみてください。俺は今年も好き勝手マイペースにやっていきますので、お互い好きなようにやっていきましょう。そっちの方が楽しいよね。
それでは、ありがとうございました。またね。
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