どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。
今週は、というかこれを書いてる時点でRedBull Untappedの日本予選がバリバリ開催されてます。俺は参加しようと思ってついさっきまで調整してたんですが、参加申し込みの締め切りに気づかず、なんなら詳細調べたときには大会自体がすでに始まってました 笑
そういうとこはもう幼い頃から相変わらずで、直さなきゃな、と思いつつも直らなさそうなとこでもなります。大会の参加については惜しくもなんともなくて、悔しさももはやないのですが、調整は良い感じだったので、引き続き月末までランクマ頑張ろっかな、と思ってます。大会出ている方は頑張って。
というわけで今回のデッキはこちら
ヨーリオンオムナスです。
このデッキを選択する利点
巷にオムナスが流行って早1週間ですが、やはりそれをもとにメタは回っている印象です。それらをメタって、《遺跡ガニ》を軸に据えた各種LO戦略やならずものデッキなどがそれなりに現れたため、《僻境への脱出》や《発生の根本原理》あたりを1-2発打ったあたりでLOって展開はよくあったので、それらを一手に絶望へ導く80枚のライブラリーはえらいです。
また、デッキ枚数が多いので基本地形のカウントがナチュラルに多く取れるため、《耕作》《豆の木の巨人》といった通常のオムナスデッキでは採用しづらいカードもしっかり採用でき、マナ加速が安定します。あとは《空を放浪するもの、ヨーリオン》の存在はマナフラッド受けとしては強いですし、《峰の恐怖》や《想像の座、オムナス》《当惑させる難題》とも相性が良いです。
弱点を減らし、マナフラにも強くした公正だと思ってくれれば良いです。
カード選択について
《水蓮のコブラ》
言わずもがな、環境最強のマナ加速であり、これが数ターン生き残ると相手にとって本当に辛い状況を作ることができます。ただ、その代わり相手のデッキには絶対にこいつに対処できるカードがそれなりの枚数入っているので、生き残る前提でマナ計算しないようにしましょう。
「《水蓮のコブラ》さえ生き残っていれば、次のターン〇〇」みたいな考え方はかなり辛く、「こいつが死んでもこう動ける」と考えるほうが良いでしょう。これも強カードのさがです。
《創造の座、オムナス》
言わずもがな、環境最強の爆発力のある上陸カードです。このカードは本当強いんですが、4色のマナ拘束に加えて、上陸のトリガーを継続的にそれなりに引かなくてはいけず、その上マナ加速した先のことを考えなければいけないので、個人的にすごく楽しいカードです。
このデッキにおいては主に、《僻境への脱出》や《発生の根本原理》へ繋げて連鎖する役割があります。《水蓮のコブラ》同様、「こいつさえ生き残っていれば、、、」という考え方は禁物です。そのアテが外れた時のリスクが高すぎるので。
《否認》
4Cオムナスはどのタイプでもカウンターに弱いという弱点があります。ですので、ミラーマッチを見るなら(絶対見ないとダメだけど 笑)サイドボードにはカウンターをしっかりとっておくと良いでしょう。ただ、4Cオムナスはマナ加速が非常に強いデッキなので、マナ要求する不確定カウンターだけ採用するのは得策ではなく、確定カウンターをしっかり採用しましょう。
メタ次第ではありますが、現在においては《否認》がベストな選択だと思います。
《当惑させる難題》
4Cオムナスを見て採用されているカード。強い対策カードですが、メインにいれるほどなのかはメタ次第です。俺はメインに入れてますが、元々は4枚入れていて、少しずつ減らす方向の考えです。以前ほど4Cオムナスの数が多くなく、それらに対しての対策デッキが台頭しているので、そういう状況なら大人しくサイドに下げるか、もしくは採用を見送っても良いカードだと思います。
《空を放浪するもの、ヨーリオン》との食べ合わせが良いことも含め、現状ではメインに3枚採用しています。
《嵐の怒り》
このデッキに対抗しているデッキの一つに早いデッキ、アグロデッキがあります。緑単、赤単、グルールあたりが特にそうですが、キチンと対応できるようにしておきましょう。
このデッキは元々《自然の怒りのタイタン、ウーロ》と《創造の座、オムナス》で一旦調子に乗り出したら、すごい量のライフゲインができるんですが、序盤から中盤においての盤面制圧力はほぼ皆無なので、サイドにこういったカードをしっかり採用することをオススメします。
ちょっとしたコツ・注意点
白マナの供給
このデッキは《創造の座、オムナス》のための4マナ以内に白マナを供給したいという場合と、《発生の根本原理》のために7マナ以内には平地を展開したくない(平地を出してると《発生の根本原理》には使えないので)という矛盾をマナベースに抱えたデッキです。
この矛盾は構造上仕方ないものなので時にマナベースに事故が発生するのですが、どうしようもない時以外はなるべく矛盾を表面化しないように我々の判断力でカバーする必要があります。
4t目に《創造の座、オムナス》を出せないともう巻き返せない状況なら、手札に《創造の座、オムナス》がなかろうが、手札に《発生の根本原理》が何枚も燻ってようが《寓話の小道》で平地をサーチします。また面倒くさいことに《創造の座、オムナス》はいざキャストするターンに平地を展開するってのは上陸を一回減らす寒い行動なので、《創造の座、オムナス》を出そうとするなら、前のターンまでに白マナを展開し終えておきたいわけです。
ですので、白マナ(特に平地)が必要な状況なのか、そうでないのか、を常に考えておくと良いでしょう。
最後に
4Cオムナス系のデッキは非常に楽しいので、俺は他に気に入るデッキが出てくるまではしばらくオムナス系デッキをいじると思います。こういうガチャガチャしたデッキ好きなんですよねー。
ということで皆さんも良きオムナスライフを。
それでは、ありがとうございました。またね。
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