今週末はこのデッキと心中しないか #49 スゥルタイランプ

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StandardUs_Apart今週末はこのデッキと心中しないか
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どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。

 

アリーナでは確か来週もう基本セット2021がリリースだったはずなので、いよいよ、現環境も終盤ですね。基本セット2021は強い再録枠が多いので、多分環境がガラッと変わりそうなんで楽しみっす。

 

で、俺は基本セット2021では緑が強そうだなーと思ってるので、今回はちょっとばかり次環境を見据え、スゥルタイランプをご紹介します。

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このデッキを選択する利点

バントランプと構成が似ていますが、スゥルタイカラーを選択する利点は《思考のひずみ》を採用できるので、スペル重視の重いデッキに有利に立ち回れる点です。主にバントランプやティムール再生などにこれ一枚で一気にゲームを決める展開にもなりえます。反対に中マナ域のカードがバントカラーに比べて弱く、重いカードも多いので早いアグロ相手には苦戦することが多いです。

 

選択カードについて

《思考のひずみ》

バントランプ、ティムール再生に無類の強さを発揮するカード。打ち消されない能力付きなので、ガード不能なのもグッド。バントランプ相手には4枚インする必要はないですが、ティムール再生にはなんとしても1度打ちたいので4枚採用。

《思考消去》

こいつを採用することにより、バントランプと比較して、2マナ域の厚みが増します。これがないためにバントランプは《霊気の疾風》をメインから多く採用しなくてはいけないので、対戦相手のカラーによっては腐り札を抱えてしまいますが、《思考消去》の場合はそういったことがなく、あたりムラが少ないのは良いです。

《萎れ》

メタ次第の採用ですが、ジャンドサクリファイスやティムール再生が多いのならメインから数枚採用しても良いでしょう。サイクリングがついているので置き物がない相手にも完全には腐らないのはグッドです。

《世界を揺るがす者、ニッサ》

4枚採用を推奨するカードです。バントカラーと比べて、《エルズペス、死に打ち勝つ》が無い分、スゥルタイはクロックも疑似的に少なく、5マナ域も少ないため、こいつの存在は必要不可欠です。

 

《戦争の犠牲》《サメ台風》といった6マナ域のカードも多く採用しており、そもそもデッキとして重いのでマナ加速が重要な上、《萎れ》や《ゼイゴスのトライオーム》といったサイクリングカードの起動が求められることもあるため、やはり4枚採用を推奨します。

《戦争の犠牲》

the強弱いカードで、ケアできるデッキからするとあまり強くカードではありませんが、ケアできないデッキにとっては非常に強いカードです。《世界を揺るがす者、ニッサ》を採用するデッキに対しては返しでベストアンサーになるため、特にメイン戦は非常に強い効果を発揮します。

 

サイド後は打ち消しなどのマトになりやすそうに見えますが、バント戦はこれが無いと《エルズペス、死に打ち勝つ》の分、アド差が開いちゃうので、俺はあまり減らしません。その代わりハンデスで前方確認したり、フルタップのところを狙うなり、打ち所をしっかり考えましょう。さらっと打ち消されるととんでもないテンポ差に一瞬でイカれちまいます。

 

ちょっとしたコツ・注意点

サイドボードは過剰にインしすぎない。

ただし、《思考のひずみ》は例外です。こいつだけはしっかりとインし、それ以外はそれなりの枚数でインで抑えておき、元の勝ち筋とアドバンテージ源を減らしすぎないようにしましょう。

クロックを大切に

バントに比べて、クロックが細いので特に《世界を揺るがす者、ニッサ》の重要度が高いデッキです。できれば攻めれるタイミングでガッと攻めきれれば一番良いのですが、消耗戦を仕掛けるときはクロックを温存しながらアド差を広げていけると良いでしょう。

 

最後に

新環境には恐らく《漁る軟泥》がかなりの数の緑系デッキに採用されることが予想されるので、《エルズペス、死に打ち勝つ》の価値が下がると思います。《エルズペス、死に打ち勝つ》では3マナ未満である《漁る軟泥》に触れない上、3章のリアニメイト能力は《漁る軟泥》の影響下では封殺されてしまいます。

 

ですので、個人的には新環境ではバントよりスゥルタイの方が強い気がしてます。まあ、環境が変わってみないとなんとも言えませんが、こういうことをしこしこ考えるのも新弾発売前の一興かなと。

 

それでは、ありがとうございました。またね。

COMMENT

  1. 基本セット2021では緑が

    基本セット2021でも緑が

    らせん32枚はたまげたなぁ