【まとめ記事】2020.6/9：Diggingインフォメーション【一日の振り返りに】

優勝は「ティムール・荒野の再生」。得意とする「ジャンド・サクリファイス」がメタゲームを先導するようであれば、このまま良い位置をキープするのではないだろうか。「スルタイ・ランプ」復権の命運は、「赤単アグロ」がどれだけ数を増やすかにかかっている。

恒例となったWILLIAM “HUEY” JENSEN選手による”スタンダードパワーランキング”。今回は、「ティムール・荒野の再生」が一番の評価を受けている。次点で、「ジャンド・サクリファイス」、「サイクリング」が続く。《轟音のクラリオン》が姿を減らしたことにより、「マルドゥ・騎士」が再評価の兆し。

優勝は「青黒インバーター」。相棒のルーリング変更後は、やはりこのデッキがフォーマットを先導していくことになりそう。コントロールデッキは依然として《空を放浪するもの、ヨーリオン》を相棒に据えた構築が続いている。やはり、デメリットよりも安定したフィニッシャーの供給のほうが価値が高いのだろう。

優勝は「バント・スピリット」。メタゲームがひとマス前に戻ったのならば、当然のようにこのデッキも復権を果たす。この調子だと、「ヘリオッド・コンボ」が再び姿を現すのも時間の問題ではないだろうか。

優勝は「バント・氷雪コントロール」。さして驚きのない顔ぶれともいえるが、久々登場「青赤ストーム」が二位につけているのが面白い。メタゲームは一旦、前環境のモダンに巻き戻りといった感じだろうか。

優勝は「４ｃ・氷雪石鍛冶」。メタゲームがゆったりとしたものに変わったのならば、色を足したほうが有利になる傾向は変わりなし。個人的願望としては、《アーカムの天測儀》を禁止して多色化の鎮静を図ってほしい（色を足すならば、それ相応のリスクを負うマジックに戻ってほしい）。

こちらも恒例となったREID DUKE選手による”モダンパワーランキング”。今回は、「バーン」が一番の評価を受けている。次点で、「赤ｘ果敢」、「死の影」が続く。

優勝は「ウルザ・エコー」。様々なアーキタイプが活躍する、健全な環境が戻ってきたといっても差し支えないのではないだろうか。しかし、フォーマットチャレンジの不成立が続いているなど、レガシー自体の人気が落ちている雰囲気はぬぐえない…。

優勝は「青黒ストーム」。最近結果を追うようになったのだが、ヴィンテージの世界は本当に奥が深いなあと感じる。デッキ一つ一つに製作者の意図が感じられるものが非常に多い。

メタゲーム分析を見つけたので、そちらもペタリ。

優勝は「緑単ストンピィ」。パウパーは勉強不足なため、以下略。

優勝は「５ｃトロン」。パウパーは勉強不足なため、以下略。

何枚か気になったものをピックアップ。個人的には《真面目な身代わり》の再録が嬉しい。中速以降のデッキなら、現代でも文句なしに採用されるカードパワーではないだろうか。青のドローカードは、どんな悪用をされるのか今から楽しみ。《バスリの副官》は、モダンの「人間」を強化する一枚になるかも！と興奮したが、よく考えたら《ザスリッドの屍術師》と大差ないことに気づいてしまった。