【翻訳記事】Beating Golos with Mono-Red Aggro in Throne of Eldraine Standard

BY MARTIN JUZA / OCTOBER 11, 2019 / 本文はこちら

《不屈の巡礼者、ゴロス》デッキに負けてうんざりしていませんか?そして、彼らを打ち負かすデッキをプレイしたいとは思いませんか?

先週、私はMono-Redと共にゴロス畑となったラダーを耕し続け、Mythicランキングの#3にランクインしました。その後、幾度かの勝利を重ねてもランクが上げることはなかったので、どうやら現在トップ2に座る二人も良い結果を残し続けているようですね!

現在、多くのプレーヤーが 《不屈の巡礼者、ゴロス》 に対する不満を持っています。確かに、《死者の原野》は対戦するのが凄く楽しい相手というわけではありませんが、それを打ち負かすための方法はちゃんと存在します。

先ず始めに、一つはっきりさせて下さい。この記事で紹介するデッキは、非常に極端なマッチアップに備えたメタデッキです。《不屈の巡礼者、ゴロス》がこのデッキのベストマッチであり、多くのプレーヤーがMythic Championship V でそれを選択するであろうと予想していたため、私は出場するに際してこのデッキを選択するべきか強く検討しました。しかし、ベストマッチがある一方で悪夢のようなマッチアップも存在するのです….。そう、《恋煩いの野獣》や《狼の友、トルシミール》を用いたデッキには、大きな絶望を突きつけられることになります。

Mono-Red in Throne of Eldraine Standard

Martin Juza

Export Deck to Magic: the Gathering Arena(画像クリック)
DECKTECH – MONORED WITH THRONE OF ELDRAINE

トーナメント形式でもこのデッキを試してみる事にし、昨日開催されたFandom Legends tournamentで優勝を果たしました。もし大会の内容が気になる方は、ここで全体のVODを観るか、もしくはYouTubeで各ラウンドの検索をする事が出来ます。

《朱地洞の族長、トーブラン》は、実質的にドローの質を馬鹿げたほど強力にしてくれるこのデッキ内で最高のカードです。《焦がし吐き》は6点のダメージを生み出すようになり、《無類な扇動者、ティボルト》と《炎の侍祭、チャンドラ》とは非常に良い連携を見せてくれます。 もし他のデッキが大量の除去呪文を用意していなかったり、自分のやりたい事ばかりに焦点を当てたデッキ(例えばゴロスのような)であるならば、このカードは絶対に4枚採用すべきです。

本当に素晴らしいカードではありますが、伝説のカードである事は忘れないで下さいね。

《リムロックの騎士》は、エルドレインの王権で手にしたもう一つの非常に強力なカードです。《熱烈な勇者》をシナジーを形成する騎士であり、出来事能力は《金のガチョウ》や《枝葉族のドルイド》で安易にブロックしてきたプレーヤーを咎めることが出来ます。《王冠泥棒、オーコ》の事を考慮すると、《樹上の草食獣》さえ放っておく事は出来ません。気付くと、3/3の鹿になって邪魔をしてきますからね。

《砕骨の巨人》を採用していないのは、現時点では少し悠長過ぎると感じているからです。《ショック》のために2マナを支払いたくはないですし、3ターン目には呪文を2回唱えるか、《無類な扇動者、ティボルト》or《炎の侍祭、チャンドラ》を唱えて4ターン目の《朱地洞の族長、トーブラン》に備えたいと思っています。このデッキはアドバンテージゲームを展開したいとは考えていませんし、 《不屈の巡礼者、ゴロス》 よりも早く展開をするためには、マナカーブをより軽く意識しなくてはなりません。

このデッキには《演劇の舞台》を2枚しか採用していません。その理由は、最初の4ターンは場を構築することを最優先にしたいと考えており、《演劇の舞台》がそれに上手く適合しないためです。この呪文を最大限活用するためには、追放されたカードを優先してプレイする事が要求されます。私は可能な限り綺麗なマナカーブを描いて《朱地洞の族長、トーブラン》に繋げたいと考えており、捲れたものを無理にプレイしたり、その価値を失う恐れがあることは望んでいません。しかし、マナスクリューを解決する良い助けとなってくれるため、引続き2枚は採用する事にしています。

前提として、このデッキはメタゲーム上位に合わせてメインボードを構築しています。もし相手がミッドレンジデッキであったり、サイド後に除去を中心とした戦略に変更してきた場合は《実験の狂乱》をサイドインします。

私は《義賊》にぞっこんほれ込んでいます。彼は素早い脅威として機能し、その能力によって追加のアドバンテージをもたらしてくれます。多くの場合こちらの方が相手よりも早く手札を空にする事が出来るため、手持ちの枚数に関してはあまり気にする必要はありません。能力の誘発を念頭に置き、土地のプレイは戦闘に入る前に行うといったことは注意するようにして下さい。また、(Arenaでは攻撃時に優先権を保持しておくことで)インスタントの除去呪文を追放した場合は相手がブロッカーが指定する前にそれをプレイすることが出来ます。また、当事者カードを出来事の面でプレイした場合、クリーチャーとして唱える権利を持っているのはこちらである事を覚えておきましょう。最後にもう一つ重要なのが、 《義賊》 の能力によって対戦相手の占術を無に出来るということです。

《脚光の悪鬼》は決して最も強力なカードではありませんが、《朱地洞の族長、トーブラン》と上手く作用しますし、このデッキは1ターン目からアクションが出来ることを切に願っています。 《不気味な修練者》と《槍播き》 も候補として挙がるのですが、彼らはあまりにもカードとして弱過ぎます。 《ブリキ通りの身かわし》は次点で最善の選択肢となりますが、毎ターン1マナを要求されることは1ダメージの対価として高価過ぎるように感じています。しかし一方、このカードは「ならず者」であるため《義賊》とシナジーを形成しています。これに関しては、間違いなく検討する価値があります。

ローテーションの変更によって《稲妻の一撃》を失い、対戦相手のライフを直接攻める術が減ってしまいました。しかし、代わりに手にした《殺戮の火》は、《探索する獣》のようなカードを処理する事が出来る重要なカードです。 《心火》も試してはみましたが、このカードを気に入ることはありませんでした。《批判家刺殺》も大して良いカードではありませんが、もう一枚低コストの呪文が欲しかったため、《殺戮の火》の枠を1枚取り替えることにしました。

最悪のマッチアップとなるのが、《恋煩いの野獣》、《探索する獣》、そして《狼の友、トルシミール》のようなカードが複数採用されている緑のデッキです。しかし私の理論では、これらのデッキは 《不屈の巡礼者、ゴロス》と《神の怒り》効果を持ったカード、そして延々と発生する2/2のゾンビたちに対して相性が悪いため、現在の選択肢として良いものではなく、ほとんどマッチアップをする事はありません。

スタンダードには《炙り焼き》や《火による戦い》のようなカードが存在しておらず、赤いデッキが5/5のクリーチャーを倒す良い方法が本当に見当たりません。

試しはしたが気に入らなかった、もしくは確信を持てなかったカード:

災厄の行進

このカードを機能させるためには個々で弱いカードを大量に採用する必要があり、(既に述べたように)それは私が求めるものではありません。しかし、このカードを強く運用するための努力を怠ったことは認めましょう。

初子さらい/反逆の行動

《恋煩いの野獣》、《大食のハイドラ》、または《探索する獣》に対する良い解答とはなりません。基本的に、これらを用いたデッキは序盤からの攻撃を防ぐのに優れ、戦場に複数のクリーチャーを展開する事を得意としています。そのため、1ターンだけ大型クリーチャーのコントロールを奪取したところで良い結果を望むことは出来ません。

丸焼き

現在、このカードを採用するべき明確なターゲットが存在しません。

レッドキャップの乱闘

ミラーマッチにおける私の戦略は、プレインズウォーカーと《実験の狂乱》で勝利する事です。《探索する獣》と《意地悪な狼》への軽くて隙のない解答かもしれませんが、その為に土地を犠牲にするのはコストが大き過ぎます。

炎の一掃

自軍への影響が大き過ぎます。

危険因子

《稲妻の一撃》あってこそのカードだと思いますし、3マナには既に多くの優秀なカードが採用されています。

魔術望遠鏡

《世界を揺るがす者、ニッサ》+《王冠泥棒、オーコ》デッキに対して良い働きをしてくれることを期待していましたが、《世界を揺るがす者、ニッサ》を指定したとしても、依然として《ハイドロイド混成体》を擁する相手に二倍のマナを供給し、最初に《王冠泥棒、オーコ》を指定していなければ相手の都合次第で3/3の大鹿に変換されてしまいます。

まだしっかりと試す事が出来ていないのが、《総動員地区》です。《ゴブリンの鎖回し》の為のRRRを捻出する心配がなくなったので、このカードに枠を割く事が可能になりました。唯一の問題となるのが、《エンバレス城》をアンタップ状態でプレイするには大量の《山》を採用する必要があるという事です。

他に興味深いサイドボード案としては《アイレンクラッグの妙技》+《炎の大口、ドラクセス》or《目覚めた猛火、チャンドラ》といったものもありますが、それが何に対して役に立つのかイマイチパッとしません。《炎の大口、ドラクセス》は緑のデッキに対してかなり優秀なカードに見えますが、それは《王冠泥棒、オーコ》によって3/3の大鹿に変えられてしまうと気付くまでです。

《探索する獣》デッキには、サイドボード後プレインズウォーカーが多く残らないように注意して下さい。基本的にはこのカードをブロックする方法は無く、戦場に出ても簡単に処理されてしまうだけです。

《演劇の舞台》、または《実験の狂乱》で捲れた当事者カードを出来事面でプレイした場合、その後改めてクリーチャーとしてもプレイ出来ることは覚えておきましょう。

複数の1マナクリーチャーが初手に有る場合は、基本的に《焦がし吐き》から優先して展開するようにしましょう。これが一番ダメージの期待値が高いです。

《演劇の舞台》が初手にある場合は、1ランドキープする事を恐れないで下さい。

このデッキはマリガンをそこまで苦としませんので、展開が遅すぎる初手は積極的に山札に返すようにして下さい。例えば、《不屈の巡礼者、ゴロス》デッキ相手に後攻で《遁走する蒸気族》、《義賊》、《無類な扇動者、ティボルト》:2、《炎の侍祭、チャンドラ》といった内容の初手でしたら簡単にマリガンを選択できます。

《義賊》は、マリガンのデメリットに対しても有効に働きます。

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Sideboard Guide

Golos

Out: 4:ショック

In: 2:無類な扇動者、ティボルト、2:炎の侍祭、チャンドラ

最高のマッチアップです(Mono-Blue Millの次に)。可能な限りアグレッシブに攻め、展開の遅い初手はマリガンします。《遁走する蒸気族》から《無類な扇動者、ティボルト》に繋げるよりも、5枚の手札から始めて1-2-3とマナカーブを展開することが望ましいです。このマッチでの戦略は、1、2ターン目にクリーチャーを展開し、それをプレインズウォーカーでバックアップすることです。そうすれば、相手が場を一掃した後でも継続してプレッシャーをかけることが出来ます。《炎の侍祭、チャンドラ》を《朱地洞の族長、トーブラン》でバックアップした場合、一掃された次のターンでも6点のダメージを叩き出す事ができます。先手の際は、《批判家刺殺》を4枚目の《炎の侍祭、チャンドラ》と入れ替えるようにします。

Mirror

Out: 4:リムロックの騎士、4:朱地洞の族長、トーブラン、4:熱烈な勇者

In: 4:溶岩コイル、2:チャンドラの螺旋炎、2:無類な扇動者、ティボルト、3:炎の侍祭、チャンドラ、4:実験の狂乱

残り3枚のサイドアウトは、対戦相手がどのような型のMono-Redをプレイしているかによって異なります。もしも《無類な扇動者、ティボルト》が採用されている場合は、生成されるトークンに非常に弱い《焦がし吐き》をサイドアウトするようにしましょう。《批判家刺殺》も大して強いカードではなく、《遁走する蒸気族》も直ぐに処理されてしまうのでサイドアウト候補に挙がるでしょう。 除去呪文とクリーチャーの交換を繰り返し、最終的にプレインズウォーカーと《実験の狂乱》によるアドバンテージ差で勝利を狙います。仮に相手が《砕骨の巨人》を4枚採用していたとしても、私はまだミラーマッチで負けたことがありません。

U/G/x Oko decks

Out: 1:批判家刺殺、2:無類な扇動者、ティボルト、1:炎の侍祭、チャンドラ

In: 4:溶岩コイル

《実験の狂乱》を用いたアドバンテージ勝負をすることも検討しましたが、試せば試すほど《朱地洞の族長、トーブラン》を主としたマナカーブを描くことが最善手であると感じました。プレインズウォーカーは《探索する獣》に対して非常に脆いです。

Green adventure decks

Out: 1:批判家刺殺、2:無類な扇動者、ティボルト、1:炎の侍祭、チャンドラ、2:演劇の舞台

In: 4:溶岩コイル、2:チャンドラの螺旋炎

このマッチにおけるサイドボーディングは、対戦相手がどのような型をプレイしているかに大きく依存します。《演劇の舞台》と《リムロックの騎士》は、ブロッカーとなる小さなクリーチャーがたくさん採用されている場合はあまり良いカードでは有りません。もし相手が大量の除去呪文を採用(G/B)している場合は、《朱地洞の族長、トーブラン》と《実験の狂乱》を全て入れ替えてしまうのが基本となります。  

Jeskai Fires

Out: 4:ショック、1:批判家刺殺

In: 2:無類な扇動者、ティボルト、3:炎の侍祭、チャンドラ

読んで頂きありがとうございました。

(Translated by NIMAME)

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