今週末はこのデッキと心中しないか#16 ティムール再生

Us_Apart

どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。

 

さて、MF名古屋直前ということでスタンダードが俄然煮詰まってきましたね。現状の環境をおさらいすると、スゥルタイフード一強で、それをメタったデッキが追随する形となっています。

 

スゥルタイフードが強すぎるため、本来サイドカードである「夏の帳」「害悪の掌握」がメインに昇格していたり、とにかく過剰すぎる対策が進んでおり、普段のスタンダードよりも混沌とした環境であると定義できるでしょう。

 

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スゥルタイかスゥルタイ以外か?

 

結論から言うと、もし俺がMF名古屋に参加するなら、スゥルタイは使わないと思います。俺は今回MF名古屋に参加しないんですが、ギリギリまでというか、これを書いている今もデッキ調整を続けています。

 

しかし、スゥルタイはマークが厳しすぎて勝ち抜けないと予想しました。もちろん、スゥルタイは使用母数が圧倒的に多いので、大会でトップ8にも絶対入るでしょうし、優勝するのもスゥルタイである可能性が高いでしょう。

 

ですが、俺がMFでベストな成績を残そうとするなら、スゥルタイはやめておきます。

 

結局俺はスゥルタイを使う選択肢を拒否しましたが、多くの人が辿り着くところはスゥルタイを徹底的にメタったスゥルタイ(シミック系)を使うか、もしくはスゥルタイに構造的に有利なデッキを使う選択肢を取ると思います(勝ちたいならば、ですけどね)。

 

そしてスゥルタイを使うのであれば、大量の《夏の帳》と《害悪な掌握》などの対スゥルタイ用のカードを使える代わりに、こちらもそれらと向き合わなければなりません。

 

ではどのように向き合っているのか?(そもそも向き合えているのか?)

 

こちらは八十岡翔太さんのツイッター上で公表されたスゥルタイです。

 

 

このリストの衝撃的な点は《戦争の犠牲》です。

 

このカードは《夏の帳》に弱いカードなのにも関わらずメインから2枚採用されています。確かに通ればミラーでも強いんですよ。特に《世界を揺るがす者、ニッサ》の返しで通せば土地2枚と《世界を揺るがす者、ニッサ》自体を吹き飛ばせるんで。

 

《世界を揺るがす者、ニッサ》が場に出た状態から、1枚で不利状態を有利状態に持っていけるカードは多分《戦争の犠牲》だけです。スゥルタイのミラーマッチは《ハイドロイド混成体》を強く通した方が勝つので、《世界を揺るがす者、ニッサ》と同時に土地2枚を吹っ飛ばすってのはそれだけ(通れば)強い。

 

とはいえ、《夏の帳》されたら一溜まりもない!!

 

何が言いたいのかと言うと、要するに《夏の帳》はケア仕切れないとある程度、切ってるんだと思います。八十岡さんだけでなく、スゥルタイで《戦争の犠牲》を使ったり、《害悪な掌握》を食らってしまう《呪われた狩人、ガラク》を採用したり、サイドカードに引っかかるけどリターンがでかいカードを採用している印象があります。

 

《戦争の犠牲》や《呪われた狩人、ガラク》ほどではありませんが、《ゴルガリの女王、ヴラスカ》がしっかり(メイン1:サイド1)採用されているのも、通した時のリターンがキチンとあるからです。

 

つまり、《夏の帳》《害悪な掌握》上等だってことっすね。

 

《夏の帳》をケアしようと思うとデッキが痩せてしまう

 

《夏の帳》《害悪な掌握》上等っていっしょくたにしましたが、当然この二枚は役割が違います。

 

どちらもスゥルタイに強いカードですが、場合によっては《夏の帳》の方が強力です。

 

① 多くの場合、打つ方が有利状態にある(パーマネントを守る側なので)。

② 通された時にアドを取られることが多い

③ 軽い

 

この点が《夏の帳》が《害悪の掌握》と比べてケアしにくい要因でしょう。厳密にいうと打たれた時にはもう対処が難しく、だからと言って同じデッキ同士での対決なのに自分の方が先に有利状況を作っておくってのは運の要素が強くて、狙ってやるのが難しいじゃないですか。

 

これをかい潜るためにハンデスを入れたりしてみたんですけど、勝ち筋につながらない対処カードは《夏の帳》×3《害悪な掌握》×4で十分なんですよ。それ以上はデッキの勝ち手段が減りすぎて、デッキパワーが落ちます(すると守りたいカードが減って自分の《夏の帳》も弱くなる)。例外は《戦争の犠牲》くらい。

 

他の対処カードって例えば《ゴルガリの女王、ヴラスカ》なんかは生き残れば勝ちに繋がるじゃないですか。もしくはこのリストでは採用されていないですが《呪われた狩人、ガラク》もクリーチャーを除去もできるし、トークン出したり、奥義狙ったりして勝ち手段にもなる。

 

だから、動きが後ろ向きになりづらい。攻めと守りを両立できますからね。

 

攻めと守りを両立させないと、自分が使う《夏の帳》が弱くなるし、トータルのデッキパワーも下がる、だから攻めっ気をしっかり残さなくてはいけないが、そうするとどうしても相手の《夏の帳》をケアしきれない。

 

ジレンマにはなりますが、有利状況を作れていないと相手の《夏の帳》は本当にクリティカルなカードになってしまうので、《戦争の犠牲》のように有利状況を積極的に作れるカードの採用は致し方ない、というかそれがスゥルタイに強いスゥルタイの条件と言えます。

 

ちなみに《夏の帳》と比べて《害悪な掌握》はPWや《ハイドロイド混成体》に打たせることができれば、相手にアド損をさせることができるので、比較的対処が簡単です(それでも強いけど)。

 

夏の帳がケアしきれないなら、他のデッキを使おう

 

前回の記事でも言及しましたが、《夏の帳》は1マナの《謎めいた命令》なので通ると本当に辛いです。相手の有利状況で打たれるとマジで負けます。

 

なので、ミラーマッチで《夏の帳》のスマートなケアが難しいと感じた時点で俺はスゥルタイを諦めました(非常に強いデッキだけどね)。

 

じゃあどんなデッキを使うか、それはこちらです。

 

 

荒野の再生デッキです。

 

スゥルタイ(シミック)メタで生まれたデッキであり、構造的にスゥルタイに強いです。前回の記事ではカードパワーが足りないのではないか、と言及しましたが、実はその認識はそこまで変わりありません。

 

ですが、これだけスゥルタイをメタっている他のデッキが多いと、立ち位置が良いんですよ。

 

① 《害悪な掌握》が効かない。

②  重いデッキにはカウンターが非常に刺さる。

 

などなど。

 

エスパースタックスの《時を解す者、テフェリー》が着地するとかなりきついんですが、環境にものすごい多いというほどではないですし、サイド後はかなり対応できるので全然戦えるというか寧ろ有利だと思います。

 

ちょっとした注意点・コツ

カード毎の解説は時間がかかるので省略します。

 

《発展//発破》は発展側で使う(コピーする)機会が非常に多い

 

パッと思いつくのは

・相手のハンデスをコピー

・《炎の一層》をコピーして計5マナで4点ダメージ

・自分の《薬術師の眼識》をコピーして6マナで4ドロー

・相手の《薬術師の眼識》をコピーして2マナ2ドロー

・カウンター合戦になった時に、手頃なカウンターをコピーしてカウンターがわりに

 

などです。

 

とにかく4マナ以下のインスタント・ソーサリーが唱えられるたび、それが相手の呪文でもコピーする価値があるか考える癖をつけましょう。

 

《ヴァントレス城》をアップキープに起動を考える

 

《荒野の再生》が場にあれば、土地はどーせエンド時にもアンタップしますので、手札に有効なカードが少ない時は《ヴァントレス城》をアップキープに起動し、通常ドローで有効札を引きにいきます。

 

案外これで勝ったり、これを忘れて負けることも多いので、《ヴァントレス城》があるアップキープは都度考えるようにしましょう。

 

最後に、もしスゥルタイを使うなら

結局は俺はスゥルタイを諦めたんですが、もしスゥルタイを使うならどんなデッキを使っていたのかっていうとこんな感じです。

 

 

まあ、上記で説明した通りですが、コンセプトを言語化するなら、

「スゥルタイ相手にメインで絶対勝つ」です。

 

八十岡さんのデッキが素晴らしいので、それとあんまり変わらないですが、メインでは《戦争の犠牲》が通りやすいので明確に強く、しかも相手のぶん回りですら捲るパワーカードです(ニッサを綺麗に返せるのはこいつだけ)。あとは《夏の帳》もメインではほとんど気にしてないので、本当に致命的に効きます。

 

《呪われた狩人、ガラク》も《害悪な掌握》を打ってくれてもアドはしっかり取れてますから別に痛くありません(テンポアドが取られるけど)。後は《ロークスワイン城》ロングゲームにすごく強いので、1枚は必ず入れるようにしましょう。

 

ということで、ごちゃごちゃしてしまいましたが、皆さんMF名古屋楽しんで!

 

 

それでは、ありがとうございました!

 

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