どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。
先週末はアリーナオープンが開催され、俺も楽しく参加しておりました。大会の時しかやる気が出ないって感じだと上達の機会を逸すると考えるので、大会以外でも練習しないといけないとは分かりつつ、バリバリ楽しんでました。
正直、ローグデッキに手を出してたので、ヒストリックの勝率は全く良くなかったため、デッキ選択に自信がなくギリギリで無難な選択として、最大勢力だと思わしき、スゥルタイt白を選択しました。
当日使ったリストはこちら。
このデッキを選択する利点
まあ、最大勢力なので、誰が見てもそれなりに無難な選択だと思います。それしか根拠がないのに、このデッキを選択してるのは我ながらザコいな、と思っています。
実際戦績もザコかったしね。
【The Arena Open Day2】
G1 Rakdos Sacrifice ○
G2 Sultai +w ×
G3 Bant Mid ○
G4 Sultai +w ×2-2で終了。
同型戦を想定し、≪ナーセット≫ ≪サメ台風≫を4枚採用。それでも2度の同型戦にて惜敗。
狙いは悪くなく、足りなかったのは練習と実力。現実はいつもシンプルでホント助かるぜ。 pic.twitter.com/WyjPjXcAKS
— MTG Digging (@mtg_digging) December 13, 2020
が、そのザコさはさておき、ミラーマッチが頻発するだろうと思い、《覆いを割く者、ナーセット》《サメ台風》を4枚する点は良かった。ですが、それだけで使い慣れていないデッキで勝ち切れるほど甘くないですし、
実際、《覆いを割く者、ナーセット》《サメ台風》をフル採用するだけで、デッキが強かったかというと、そうではなく、ミラーマッチで弱く、マナベースを弱くしている《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》を解雇し、純正のスゥルタイにすべきでした。サクリファイス系が衰退気味なので、《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》の価値がさがっていますしね。
個人的には強い、と思ったのはLSVのリストで、《物語の終わり》は同型で強い《覆いを割く者、ナーセット》《サメ台風》のどちらにも対応する上、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》という攻め手もシャットアウトできる上、《ハイドロイド混成体》の大量ドローも阻止できるソリューションカードです。
更には、《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》を抜いたせいでマークが緩くなったゴブリンデッキの《上流階級のゴブリン、マクサス》を後ぐされなくシャットアウトできるという有能っぷり。
一見、用途が狭いようにも見える《物語の終わり》がそんなことはなく、しっかりとした強カードとなり、3枚も採用されているのは素晴らしいです。LSV曰く「《悪夢の詩人、アショク》と《厚かましい借り手》はやりすぎ」だそうですが、その蛇足を補って余りある他の73枚の完成度でした(残り二枚変えれるなら、《覆いを割く者、ナーセット》《サメ台風》をそれぞれ一枚ずつ増やしてフル投入にしたいですね)。
7-0 with Sultai for a cool $2000. Borrower and Ashiok over performed for sure. #luck pic.twitter.com/x58B18ZUCc
— Luis Scott-Vargas (@lsv) December 13, 2020
カード選択について
《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》
完全なメタカードで、環境次第で強くもなるし、弱くもなる上、マナベースをガッツリ締め付ける非常にリスクが高いカードなのに、脳死で採用していました。もちろん、サクリファイス系には強いカードですし、今回はG1でサクリファイスデッキと当たり、このカードは活躍しましたが、それは結果論であり、俺はサクリファイスデッキに弱くなるリスクを許容して、他のデッキに強くなるようにカスタムすべきでした。
《物語の終わり》
俺が《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》を解雇できなかったのはこのカードに辿り着けなかったからです。このカードにたどり着ければ、《鎮まらぬ大地、ヤシャーン》を解雇してもゴブリンに強気にいけるので、サクリファイスデッキだけには弱いけど、それ以外には強いデッキになれたので、結果的にゴブリンデッキを切ることができず、4Cで行くことになってしまいました。
このカードはかなり意識外の存在だったので、全くの予備情報なしで辿り着くことはできなさそうでしたが、環境にはそれなりにこのカードが出回っていたので、想像力が足りなかったなあ。。。本当愚かしかったす。
《取り除き》
ミラーで《覆いを割く者、ナーセット》を壊せるので、他の似た除去より強い。一択。
《覆いを割く者、ナーセット》
ミラーで序盤の唯一非の打ちどころのない驚異。常在能力で《ハイドロイド混成体》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》を機能不全にできるので強い。メインで4枚採用は他デッキへのガードが下がるのでやりすぎですが、メイン・サイド合計で4枚採用がオススメ。
《サメ台風》
ミラーで後半に非の打ちどころのない驚異。特にサイド後は除去が減るのでトークンの価値もあがり、相手の《世界を揺るがす者、ニッサ》を倒しやすいのも最高です。《覆いを割く者、ナーセット》と同じくメインで4枚採用は他デッキへのガードが下がるのでやりすぎですが、メイン・サイド合計で4枚採用がオススメ。
ちょっとしたコツ・注意点
プレイングというより、構築のコツですが、本当に思考ロックは良くないな、と。どう考えても《物語の終わり》に辿り着けなかったのは思考ロックゴリゴリだったので。反省。
想像力が乏しく、思考が弱いなら、「せめて一回使ってから判断しろ」と昨日までの俺に言いたい。環境の中でちらほら《物語の終わり》には出会ってたので、試そうと思うことはできたはず。それなのに「ハイハイ、たまたまハマっただけだよね。ザコカード乙」くらいに考えてました。それで負けてんのにね。
課題は明確。
もっと多くの場面を想定しろ。
できないなら実際に使って試せ。
これが難しいんでしょうが、頑張ります。
最後に
個人的には勝つ材料が限りなく少ない大会だったので、マグレで変に惜しい結果にならなくて良かったな、と。分不相応な結果は勘違いの元なので。
諸々反省しましたが、楽しい大会でした。今回は備忘録となってしまいましたが、また頑張って参りましょう。
それでは、ありがとうございました。またね。
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