どもっ。MTG DiggingのNIMAMEです。
最後に記事を更新したのが、7月の末。
休養を経て、気力も満々です(おサボリごめんなちゃい)。
バタバタしてMtG自体ご無沙汰していたのですが、
最近はまた現実世界のほうでよく遊んでおります。
晴れる屋Let's5レガシー
— NIMAME@MTG Digging (@RyutoInoueN) November 15, 2020
4-1
Eldrazi & Taxes pic.twitter.com/neab2PKQn4
もっぱら、晴れる屋TCの休日大会に顔出し中。
思い付きで組んだデッキが、意外や意外。
性癖に刺さるうえ、なかなかにやる子だったので今日はその紹介です。
可愛いわが子「Eldrazi&Taxes」をご覧ください。
Eldrazi & Taxes(Ver.1) by NIMAME
名前の通り、エルドラージとD&Tをフュージョンさせたデッキです。
虚弱体質のヘイトベアと、筋骨隆々のエルドラージが美しいマリアージュを醸しています。
あゝ、うっとりとする構成美。
なんでこのデッキを作ったの?
ズバリ
「好きなカードをたくさん使いたい」、その一点です。
✅「楽しい」の原点に帰る
情報過多ともいえる現在、強いデッキは簡単に目にすることが出来ます。
SNSの発展でプロとの距離も近くなり、その情報速度は驚くべきものに。
もちろんそれ自体は素晴らしいことなのですが、
情報を優先しすぎて「発想|創造」する力が欠けてきているなと、ふと思ったんですよね。
自分が落とし穴に嵌っているような、そんな感覚。
具体的には、こんな感じです。
・プロが言っているから、これが正しい。
・プロが使ってないから、これは間違い。
・プロが反対してるから、これはダメだ。
これだと、かなり窮屈ですよね。
✅「発想|創造」することが、楽しいの原点のひとつ
勝負の勝ち負けはもちろんですが、MtGの醍醐味といえばやっぱり「デッキ構築」。
決められた制限に則り、あれやこれやと思考をめぐらす時間。
最後の1枚が決まらなくて、気づくと深夜を回る時計の針。
至高の瞬間ですよね。
「ぼくのかんがえたさいきょうのこんぼ」
「ぼくのかんがえたさいこうのこうちく」
今回構築するにあたり、そんな感覚を大切にしたい。
それを第一に考えました。
Ver.2を交えながらの、デッキ解説
本題に戻ります。
次回試してみる構築を交えながら、簡単にデッキの解説をします。
Eldrazi&Taxes(Ver.2) by NIMAME
性癖、もろに出しまくりです。
デッキの立ち回り
ますは、プレイの基本。
このデッキをプレイするうえで大切なのが、如何に強くカードを運用できるかです。
わかりやすい言葉にすると、「噛み合い」とか「ブン回り」ですかね。
なんせ、採用されているカードはわかりやすい「旬」のある子ばかりです。
・エルドラージ→2マナランドありきの強さ
・ヘイトベア →早く出すほど効果テキメン
・虚空の杯 →1tチャリスはご挨拶
これらの噛み合いがズレると、途端にデッキの性能は大きく低下します。
つまり、ゲームの開始時。
マリガンチェックから山場を迎えているのです。
「動ける手札だからキープ」-それが、敗北への第一歩。
✅それを踏まえての、変更
実際に回してみた結果、《金属モックス》を採用することにしました。
前述した通り1t目をパスすることは=敗北に大きくつながり、
Ver.1の構成のままだと《虚空の杯》or《睡蓮の花びら》経由のヘイトベアしかその条件を達成しないため、もう一つ助けが必要だと考えたためです。
《金属モックス》
《猿人の指導霊》や《Elvish Spirit Guide》《モックス・ダイアモンド》なども候補となりますが、前者2つは「白マナを捻出しない」こと、後者は土地枚数を絞っていることを理由として《金属モックス》を選択しています。
✅クリーチャーの選択
一番肝になるのが、この部分ですね。
初期の形から、Ver.2ではかなりの変更を施しています。
《現実を砕くもの》の解雇
まず、真っ先に解雇を決めたのがこいつ。
純粋なエルドラージストンピイに比べ2マナランドの枚数が少なく、一度《不毛の大地》をされてしまうと手札でモジモジしていること多数。
カードは強いのですが、方向性の違いにより惜別です。
これにより、無理に《エルドラージの寺院》を採用する必要もなくなりました。
《光輝王の野心家》の採用
《現実を砕くもの》が不在となったデッキに、パンチ力を追加する1枚です。
スタンダードのカードと侮るなかれ、白い《タルモゴイフ》とも形容できる力強さです(さすがに言いすぎかな、笑)。
カードタイプ「人間・クレリック」なのも、ポイント。
《石鍛冶の神秘家》の採用検討
これ1枚で勝てるといっても過言ではないパワーを持ったカード。
今回不採用としてはいますが、十二分に検討の余地があるかと思います。
しかし《レオニンの裁き人》との相性の悪さや、これ+2~3枚の枠を必要とすること、能力の起動よりもヘイトベアを展開していく動きを優先したいことを踏まえると、うーん。
《その他》
その他のカードに関しては、メタゲームの推移に合わせて要調整(ただし、《スレイベンの守護者、サリア》《レオニンの裁き人》《難題の預言者》に関しては4枚固定推奨)。
いまは《迷宮の霊魂》と《エメリアのアルコン》が熱い!
✅サイドボード
特にこれといって説明することはないのですが、「除去も欲しいけど《虚空の杯》も抜きたくない!」といったマッチのために、《剣を鋤に》を減量し除去スペルは散り散りとした採用としています。
それと、メタにあわせて墓地対策はしっかり選択しないとすね。
もしVer.1のようにエルドラージ側へと寄せる場合は、《封じ込める僧侶》をメインに移行→《変異エルドラージ》を増量することで、デッキ内のカードもろもろ含め、色々とシナジーが出せて面白かったりします。
最後に
以上、ファンデッキの紹介に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
簡単な解説とはなりましたが、少しでも理解し楽しんでいただけましたら幸いです。
Eternal Partyへの持ち込みも考えて、しばらくこいつを調整していく予定です。
なので、もしかするとまた近日中にサイドボードガイドなどを交えた続編もUPするかもしれません(ないかもしれません)。
それでは、この辺で🧐
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