【翻訳記事】The Legacy Metagame and Win Rates from GP Atlanta-GP結果から見るレガシーメタゲーム分析-

Legacy
Legacy 翻訳 NIMAME
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BY TOBI HENKE / OCTOBER 28, 2019  原文はこちら

Wrenn and Six Legacy metagame

先月開催されたGrand Prix Atlantaは、《レンと6番》が登場した最初のトップレベルイベントとして、これからのマジック史に残るものとなるでしょう。いまだかつて、これほどまでフォーマットに大きな影響を与えるカードが誕生した事はありません。通常、ローテーションの存在しないレガシーにおいてはメタゲームの動きは緩やかなものであり、プレーヤー達は新しい発見に対する研究を重ねる猶予が十分にありました。しかし、今回は違います。トーナメントには1,020人の参加者が集まり、《レンと6番》の使用枚数は738枚にまで上ったのです。

Wrenn and Six

以下に、全体のメタゲームの内訳、各アーキタイプ毎の勝率、そして高い勝率を誇ったデッキリストを提示していきます。

The Most-Played Decks at GP Atlanta-最も選択されたデッキ-

今大会で最も多く選択されたデッキ は、Temur (RUG) Delverはでした。4 Colourのものと合わせると、実に116個もの《レンと6番》入りDelverがプレイされ、それは全体の中で11%を上回る数字となりました。

  • 99 RUG Delver (9.7%)
  • 62 Reanimator (6.1%)
  • 57 Four-Color Control (5.6%)

《レンと6番》 による影響では、 Reanimatorの勢いは止まりませんでした。Reanimatorは、繰り返しプレイされる《不毛の大地》も 、一点のダメージも、そのどちらに関しても大して気に留めることはない数少ないアーキタイプの一つです。

そして、次に名を連ねているのが、Temur (RUG) Delverに次いで 《レンと6番》 の恩恵を大きく受ける事となったFour-Color Control(またの名を、“Wrenn and Strix”)です。

  • 55 Jeskai Mentor (5.4%)
  • 50 Sneak and Show (4.9%)
  • 50 Stoneblade (4.9%)
  • 47 Black-Green Depths (4.6%)
  • 47 Blue-Red Delver (4.6%)

栄華を誇ったMiraclesの人気も今や昔。残ったMiraclesユーザー達でさえ、より積極的なゲームプランを敢行しようと《僧院の導師》の採用枚数を急増させていきました。また、多くのプレーヤーが従来の青白コントロール型から形を変え、Jeskai Mentorが現在の定番となったのです。赤を足す大きな理由となっているのが、《マグマの陥没孔》の存在です。このカードによって、《レンと6番》に対する術を手に入れる事に成功しました。

  • 43 Storm (4.2%)
  • 40 Death and Taxes (3.9%)

Grand Prix Niagara Fallsに比べておおよそ3分の1まで数を減らした事は確かですが、Death and Taxesの壊滅説は大いに誇張されたものであると言えるでしょう。もちろん、《レンと6番》の存在が大きな影響を与えているのも確かではありますが。

それとは対照的に、Stormは《レンと6番》も、その能力の組み合わせもほとんど無視する事が出来ます。どちらかといえば、《レンと6番》の存在はコンボデッキに利益をもたらすという方面でメタゲームを歪めています

残りのデッキは次の通りです。このうち少なくとも6人のプレーヤーが《レンと6番》を使用しており、これらの使用状況から、《レンと6番》に関する問題のいくつかを分析することが出来ます。この中でも一際気にかかるのが、Naya Loamが姿を現していることです…

  • 39 Mono-Red Prison (3.8%)
  • 31 Four-Color Loam (3.0%)
  • 25 Lands (2.5%)
  • 23 Burn (2.3%)
  • 20 Bomberman (2.0%)
  • 19 Maverick (1.9%)
  • 17 Four-Color Delver (1.7%)
  • 17 Infect (1.7%)
  • 16 Miracles (1.6%)
  • 15 Death’s Shadow (1.5%)
  • 15 Dredge (1.5%)
  • 14 Eldrazi Aggro (1.4%)
  • 14 Grixis Control (1.4%)
  • 14 Painter (1.4%)
  • 13 Elves (1.3%)
  • 13 Merfolk (1.3%)
  • 11 Twelve Post (1.1%)
  • 11 Goblins (1.1%)
  • 9 Hogaak (0.9%)
  • 9 Mystic Forge Combo (0.9%)
  • 8 Nic Fit (0.8%)
  • 7 Manaless Dredge (0.7%)
  • 6 Food Chain (0.6%)
  • 6 Omni Tell (0.6%)
  • 6 Tin Fins (0.6%)
  • 5 Humans (0.5%)
  • 5 Naya Loam (0.5%)
  • 5 White-Blue Helm (0.5%)
  • 5 White-Blue Mentor (0.5%)

The Most Successful Decks-最も成功したデッキ-

ほとんどのデッキの勝率は、40%~60%の間に納まりました。どのデッキが勝ってもおかしくない状況であり、プレイスキルの上達はデッキ選択よりも重要な要素であると考えられます。

以下に挙げる数字を見ていくに際し、少量のサンプルから得た数字は簡単に鵜呑みにしてはいけないということを留意するようにして下さい。

  • Food Chain won 59.6% of 52 matches
  • Humans won 59.1% of 44 matches
  • Naya Loam won 59.0% of 39 matches
  • Hogaak won 58.3% of 72 matches
  • White-Blue Mentor won 57.9% of 38 matches
  • White-Blue Helm won 57.4% of 54 matches
  • Manaless Dredge won 57.1% of 56 matches
  • Mystic Forge Combo won 56.7% of 67 matches

例えば、上記の記録は全てコイントスの影響を9~21%ほど受ける事となります。つまるところ、これらの数字の多くは偶然によって生まれた可能性が高いという事も大いに考えうるわけです。ただし、好成績を収めた背景にはその裏づけとなる要因も間違いなく存在しているのではないでしょうか?

Leon Chang’s Food Chain, 42nd Place (11-4)

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《明日の見張り》は、このデッキに非常にマッチした能力を持つ新戦力です。彼は《食物連鎖》と組み合わせることで、追放したカードと追加のマナを提供してくれます。《時を解す者、テフェリー》も新戦力として顔を見せてているようですね。しかし、どうやらどちらもこれだけの高い勝率を裏付けるほどの影響を与えたわけではないようです。2番目に良い成績を残した(最終成績10-5)Food Chainでは、このどちらも採用されていませんでした。

Humans, 55th Place (11-4)

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一方、Humansは特に目新しいものはないかもしれませんが、環境が変わった事によって良い立ち位置へと変化したようです。タフネス1のクリーチャーが、《レンと6番》の脅威の前に晒されているのは確かですが、このデッキは《レンと6番》が機能し始めるよりも前に盤面を構築し、《サリアの副官》の効果によってタフネスを安全圏へと引き上げることが出来ます。また、《高名な弁護士、トミク》によって《レンと6番》の能力の一つを完封する事が可能です。

Zan Syed’s Naya Loam, 24th Place (11-3-1)

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今まで、《譲土からの生命》《聖遺の騎士》が含まれたデッキの多くには、《闇の腹心》も併せて採用されているのが一般的でした。しかし、《レンと6番》の存在によってタフネス1のクリーチャーが大きく評価を下げている世界においてはNayaのほうが良い選択肢かもしれません。少なくとも、Four-Color Loamよりも10%以上高い勝率を叩き出したAtlantaに関しては、Naya Loamの方が良い選択であったたといえるでしょう。

《僧院の導師》《蘇る死滅都市、ホガーク》 は、トップ8に姿を現しています。しかし、同じように高い勝率を叩き出した《Helm of Obedience》デッキは、トップ64にさえ姿を見せる事はありませんでした…

Angel Martinez’s White-Blue Helm, 66th Place (10-5)

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White-Blue Helmを使用した5人のプレーヤーのうち、2人が10-5フィニッシュ、1人が二日目進出、1人が5勝止まりという成績を残しました。これらは、かなり優秀な統計結果であるといえるでしょう。ただし繰り返しとなりますが、サンプル数が少ないため、この数字自体は大きな意味を持ちません。その裏づけとなるものを考察することによって初めて価値が生まれてくるのです。メインボードに《安らかなる眠り》と大量の基本土地を採用する戦略は、間違いなく《レンと6番》に対して有効に働いたであろうことが考察できます。

John Tollison’s Manaless Dredge, 17th Place (12-3)

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当然ながら、《不毛の大地》を無効化するための最も簡単な方法は土地を全くプレイしない事です。しかし、私はこのデッキが《ギタクシア派の調査》の禁止を乗り越えてなお存続するとは思っていませんでした。しかし、Atlantaでは間違いなく大成功を収めたのです。使用者7名のうち1人が12-3という成績を残し、更にもう一人が11-4を記録しました。このデッキの戦略は、黒いデッキが数を減らす事によって恩恵を受けます:Temurが増えた事により、GrixisとSultaiが環境から姿を減らしました。このデッキはセルフディスカードをする事で機能し始めるため、対戦相手がプレイする1ターン目の手札破壊呪文は、実質《Time Walk》されているのとほぼ同義でした。

Ryan Grodzinski’s Mystic Forge Combo, 71st Place (10-5)

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最後に取り上げるのが、Mystic Forge Comboです。このデッキは羨むほどの勝率を叩き出していますが、実際はそれほど価値のあるパフォーマンスを発揮したとはいえません。使用者8名のうち5人が5勝以上を上げ、残り3人はそれに届かず、5勝を上げた5名の中でもGrodzinskiだけが2日目に進出する事ができました。5-3という記録をどのように評価すべきかについては、意見の相違が生じます。62.5%の素晴らしい勝率であるという見方も出来れば、実際は2日目にも進出できない数字であるともいえます。個人的見解としては、これは勝率の計算がその先の重要な考察には繋がらず、むしろ誤解を招くパターンであると考えています。有効な情報であるとはいえないでしょう。

Mystic Forge

これらの次に高い勝率を誇っているのがTemur Delverで、55%を超えた数字を叩き出しています。最も人気のあるアーキタイプ=最も成功するアーキタイプではないことは多々ありますが、少なくとも今回はそれが合致する事となりました。例えば、Hogaakのような42-30とサンプル数の少ないデッキは、9.7%の確率でコイントスの影響に左右されます。しかし、対照的に429-348という多くのマッチ数から導き出されたTemur Delverの場合はそのブレが0.2%ほどにしかなりません。つまり、Temur Delverの勝率が運を含んだものである確率は、Hogaakに比べて50倍近くも低くなるわけです。トーナメント全体を見ても、Temur Delverは最も信頼できる数的証拠を提供してくれました。

レガシーがMagicFest Bolognaに向けて、どのような適応を見せていくのか。上記のデッキの成績が偶然によるものなのか、それとも実力通りのものなのかを計る上でも、非常に興味深い大会となりますね。

以下に、最も高い勝率から最も低い勝率まで、全ての結果を羅列します 。

  • Temur Delver won 55.2% of 777 matches
  • Dredge won 54.1% of 109 matches
  • Black-Green Depths won 53.9% of 356 matches
  • Jeskai Mentor won 53.9% of 397 matches
  • Painter won 53.7% of 95 matches
  • Mono-Red Prison won 53.6% of 295 matches
  • Four-Color Delver won 53.5% of 129 matches
  • Four-Color Control won 52.9% of 414 matches
  • Goblins won 52.6% of 95 matches
  • Blue-Red Delver won 52.6% of 384 matches
  • Omni Tell won 52.4% of 42 matches
  • Death and Taxes won 51.6% of 287 matches
  • Infect won 51.3% of 150 matches
  • Death’s Shadow won 50.5% of 103 matches
  • Bomberman won 49.7% of 151 matches
  • Storm won 49.5% of 311 matches
  • Four-Color Loam won 48.6% of 214 matches
  • Sneak and Show won 48.5% of 363 matches
  • Maverick won 46.7% of 120 matches
  • Stoneblade won 45.8% of 301 matches
  • Eldrazi Aggro won 45.5% of 99 matches
  • Twelve Post won 43.9% of 66 matches
  • Tin Fins won 43.9% of 41 matches
  • Reanimator won 43.9% of 424 matches
  • Miracles won 43.3% of 90 matches
  • Burn won 42.0% of 138 matches
  • Lands won 41.8% of 146 matches
  • Grixis Control won 41.7% of 72 matches
  • Elves won 41.3% of 80 matches
  • Nic Fit won 41.2% of 51 matches
  • Merfolk won 38.0% of 79 matches

TL;DR

Legacy metagame 2019

(Translated by NIMAME)

*MTG Diggingでは、随時ご要望をお待ちしております。 こんな題材が欲しい、この記事を翻訳して読みやすくして欲しいといった希望がありましたらお気軽にご相談下さい。      

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