今週末はこのデッキと心中しないか #44 ジェスカイルーカ

Standard
StandardUs_Apart今週末はこのデッキと心中しないか
この記事は約7分で読めます。

どうも。Mtg digging編集部のUs_Apartです。

 

世間は相変わらず相棒環境が続き、賛否両論ではありますが、俺はなんとなく一周して相棒環境をまた楽しくなってきました。スタン下環境の人たちはフラストレーションが溜まりそうな感はプンプンしてますね。俺は基本スタンしかやらんので、そこらへんはあんまりよく分かってないんですけどね。みなさんはどう感じてます?

 

ま、それぞれ思い思いの相棒ライフをお送りのことと思いますが、今回はこの相棒環境に飽きつつあった俺が見事モチベを復活させるになったきっかけであるデッキをご紹介します。

ジェスカイルーカです。

インポートリストはこちら。

 

このデッキを使う利点

皆さん、このデッキが強いっつーことは既にご存知だと思います。バリバリのトップメタデッキですしね。俺も自分でこのデッキを触ってみるまでにたくさんマッチアップして、その強さは存分に味わってきましたし、「使ってみなくても、強いのは分かるわ」くらいにハスってました。

 

ですが、実際に自分で組んで触ってみると、想像以上。シンプルに強い、ということと何より非常に楽しい。

 

みんなこのデッキ触ってみたことある?本当に面白くないです?

個人的にはイコリア発売後、一番使っていて面白いデッキです。

 

じゃあ、何がおもろいんか。

 

① フリースロットが多く、いじりがいがある

②シナジーがガチャガチャ組み込まれてて動きが多様

③コンボへの依存度が少ないので、勝ち筋も多様

④ミッドレンジとコンボとコントロールのあいのこのみたいな動きが楽しい

 

これ、結局デッキが80枚あることと、《空を放浪するもの、ヨーリオン》のちらつき効果が肝なんですよ(そもそも80枚デッキなんて使ったことないから楽しい)。

 

相棒デッキは本来確定で手札が一枚固定されてるも同然なので、ゲーム展開が似がちなんですが、《空を放浪するもの、ヨーリオン》に関しては使用条件としてデッキを80枚以上にしなきゃいかんので、ゲームの挙動が似にくくて、毎度違ったゲーム展開が楽しめますし、デッキの枚数が多いことによって、同じアーキタイプでもフリースロットが多くデッキが多様化しますし、デッキの枚数が多いことによって、色んなシナジーや勝ち筋が盛り込める。

 

それによって、コンボっぽい動きや、コントロールっぽく動いたり、ミッドレンジ的な動きになったり、しかもそのくせ、相棒システムのおかげでデッキの安定性がそれなりには担保されるっていう都合の良さまで備えています。

 

さすがに勝ってるデッキだけあって、今までの構築ではなかった80枚デッキであっても、かなり良いバランスで補完されてるんですよね。ほんと最初このデッキを作った人は凄い。

主な勝ち筋

《裏切りの工作員》連打

《裏切りの工作員/Agent of Treachery》[M20] 青R

これは《銅纏いののけ者、ルーカ》コンボって言っても良さそうですね。《銅纏いののけ者、ルーカ》の-2能力を各種トークンをサクリファイスし、起動することでデッキ内の唯一のクリーチャーである《裏切りの工作員》が必ず場に出てくれます。

 

しかも《銅纏いののけ者、ルーカ》はダメージさえ受けなければ、2t続けて-2能力を起動できますので、次ターンにも《裏切りの工作員》出てきますし、《創案の火》が出ている状況で、《銅纏いののけ者、ルーカ》経由の《裏切りの工作員》コンボが決まると、そのターンに《空を放浪するもの、ヨーリオン》を出して、フェスを開催することができるので積極的に狙いたいっす。

 

《サメ台風》

《サメ台風/Shark Typhoon》[IKO] 青R

サメ台風は4枚入ってるんで、効率の良いところで積極的にサイクリングして消費していってもなんだかんだ中盤以降も手札にきます。《銅纏いののけ者、ルーカ》コンボを狙いつつ、動いてたら、サラッと《サメ台風》が通っちゃってサメフェスが開催されることもしばしば。

 

サイクリングは呪文ではなく、(確か)起動能力なので、《創案の火》が場に出てても呪文数にカウントされず、擬似的にデメリットを避けつつ、アクション回数を稼ぐことができます。ですんでサイクリングのモードで使うにしても、通常のエンチャントとして置くにせよ、《創案の火》と抜群に相性が良いのもポイントです。

 

カード選択について

とりあえずまず「これは確定スロットだろ」ってカードだけ一覧で出しときますね。

《裏切りの工作員》3〜4
《創案の火》4
《銅纏いののけ者、ルーカ》4
《時を解す者、テフェリー》4
《覆いを割く者、ナーセット》4
《海の神のお告げ》4
《太陽の神のお告げ》3
《メレティス誕生》4
《サメ台風》4
《空の一掃》メインサイド合わせて4
《エルズペス、死に打ち勝つ》メインサイド合わせて4
《鍛治の神のお告げ》サイドに2〜4
カウンター呪文 サイド4枚以上
《空を放浪するもの、ヨーリオン》相棒

 

《轟音のクラリオン》

《轟音のクラリオン/Deafening Clarion》[GRN] 金R

俺がいま好んで使ってる構成は早いアグロ、ミラーのどちらにもそれなりに効力を発揮する丸いカードは抜いて、早いアグロに強いカード、ミラーに強いカードを散らして入れてます。好みですし、メタ次第ですが、早いアグロも結構多いので俺は採用しています。

 

《エルズペス、死に打ち勝つ》

《エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Death》[THB] 白R
説明不要のパワーカードですが、これはミラーを強く意識して、メインに4枚です。多くの人がメイン・サイド合わせて4枚入れてますが、俺は現状メインに4枚派です。前述の通り、早いアグロに強いカードとミラーに強いカードをメイン・サイド共に入れたいので、メインの使用に耐えうる範囲で汎用性があり、なおかつミラーに効果的なカードをメインでしっかり採用し、サイドの枠にバッファをもたしてます。

 

《ドビンの拒否権》

《ドビンの拒否権/Dovin's Veto》[WAR] 金U
ミラーを見据えるなら、サイドにカウンターをしっかり採用したいです。その時、候補に上がるのは《ドビンの拒否権》と《神秘の論争》。どちらも強いカードですが、個人的には《ドビンの拒否権》を厚く採用したいです。なぜかっていうと、《創案の火》が相手の場に展開されちゃうと《神秘の論争》はカウンター能力がなくなるのと、後半戦の重いアクションをカウンターするならこちらの方が強いからです。
ちなみにこのデッキは従来のファイヤーズデッキほど《創案の火》への依存度が高くないので、カウンターもそれなりに使えます。

ちょっとしたコツ・注意点

《空を放浪するもの、ヨーリオン》で《創案の火》を追放しよう

必ずそうすべきとは限らないですが、基本的に《創案の火》展開してれば土地がアンタップ状態のことが多いので、2アクション目に《空を放浪するもの、ヨーリオン》を出して、《創案の火》をエンドまで追放すれば、残ったマナ次第で3〜4回目のアクションができたりするので覚えておきましょう。

 

特定のカードを探しすぎない

主に、《創案の火》と《銅纏いののけ者、ルーカ》のことなんですが、これを探してマリガンしても(デッキ枚数が多いので)他のデッキに比べて狙ったカードが弾ける期待値が低いですし、そもそも細かいシナジーが多いので、《創案の火》と《銅纏いののけ者、ルーカ》のどちらも展開できてなくても、エンチャント展開からの《空を放浪するもの、ヨーリオン》でアドを取ったりしてるうちに勝てたりするので、事故らずテンポよく動けるならキープくらいの判断で良いと思います。

最後に

個人的にこういうコンボ+コントロールみたいなデッキは大好きなので、回してても記事を書いてても楽しい回でした(毎回好きなデッキしか書かんけど)。モダンでいうと青トロンみたいなコンボでイージーウィンもできるし、長期戦も強いというタイプのデッキです。

 

それとやっぱり80枚デッキってなんかEDHっぽいっすね。相棒も統率者みたいだし。そういういつもと違う感があって楽しいデッキです。対戦したことはあるけど、自分では使ったことがないってかたは是非一度触ってみることをオススメします。

 

それでは、ありがとうございました。またねー。

 

 

COMMENT

タイトルとURLをコピーしました